あるBOX(改)

ボクシング、70年代ロック、ヲタ系、日々の出来事などをウダウダと・・・

また倉橋ヨエコ・インストアライブ行ってきた

2003年07月05日 | 生活
ちょい前、「自称インチキ・シャバダ・ジャズ歌謡&ヤサグレロックっぷりが良い」ってんでココに書き込んだ倉橋ヨエコさん。

「渋谷タワレコでもインストア・ライブあり」なんて情報を前回の新宿タワレコでGETし。
最初にヨエコに嵌まった連れが仕事で行けないってのに、ワタクシ1人で行って参りました土曜日のタワーレコード渋谷店。

「少年ナイフと対バンだから、混んだらマズいな」と、慌てて行ったら簡単に入れた。
少年ナイフまたはヨエコの最新盤買わないと入場券貰えないってんで、「う~ん、例によってヨエコさんのは全部ウチにあるから、少年ナイフの買うか!連れも以前のCD持ってるし」と「キャンディ・ロック」を購入、ライブ会場へGO!
渋谷タワレコは地下1階に専用ステージあるから、新宿の時とは全然雰囲気が違い。
場内は真っ暗、ワンドリンクあったりして「ジンジャーエール」を注文。これじゃ、まるでクワトロかリキッドルームじゃないか(狭いけど)!

まずは少年ナイフが登場。女性ロックバンドとして、海外ミュージシャンに可愛がられて評判になり(日本人の女のコが頑張ってシンプルなパンクバンドやってるのが可愛いと思われたのかな?)。ニルバーナとも対バンやった事でも有名。

どっちかって言うと「ミュージシャン受けするミュージシャン」って感じか。
最新アルバムのチラシにも、真島昌利(ハイロウズ)や後進ミュージシャンの推薦文つ~か、ラヴレターが(笑)。

その中に「イベントに誘っていただいた時に言われた『Enjoy Music. Rock Is My Life で頑張って』と言われたのが忘れられない。本当の意味でそれを実戦しているのは少年ナイフだけだと思う」ってコメントがあったが。それこそが少年ナイフが愛される理由なんだなぁなんて納得。
歌詞・演奏にも、それが表れていた。
「ライヴで演るのは2回目です」って言って初めて数秒後に「あっ、間違えちゃった」と演奏ストップ(笑)。それも許せる可愛げが少年ナイフにはあるんですなぁ。
元々トリオが実質ユニットになり、ドラムスはゲスト?でも勢いがイイ叩きっぷりはOK。
ぶっちゃけ、女のコバンドも歳月を重ね、これから厳しいかも知れないが、ズッと頑張って欲しいなと思ったライヴでした。

―――で、「フルバンドでのロックな倉橋をご覧下さい」って話だった倉橋ヨエコさん。少年ナイフとのジョイントこそ無かったが。
エレクトリックギター参加の演奏は勢いがあり、私的には最高の大満足。ギターの音勢こそ轟音とはいかなかったが、ワウが効いててOK!「ワウ」って何?・・・って方はジミヘンの「ブードゥーチャイル」を思い出して下さい(←だからそれが分からないだろ!)。

やっぱり5月下旬に発売されたアルバム「モダンガール」のプロモライヴだから、その辺からの選曲だったが。

「この『TOWER RECORDS』って文字スクリーンの前で演るのが夢だったんです♪今日の倉橋はノリノリです」って事で、つられたかバックのメンバーのノリも良く。
やはりハコがライブハウスっぽいとロック魂が燃えるのか?(笑)

そんな中「つぶつぶ」「雨宿り」「流星」「恋の大捜査」と勢い良く演奏され、その曲間にヨエコ姉さん、ペットボトルをガブ飲み。汗を拭き拭き。

ついに、我がフェイバリット「人間辞めても」が始まった!(つ~か盛り上がってるの俺だけ?)

やっとヤサグレ・ロックが聴けた―――!

その後の渋谷デパート・バーゲン巡りはハズレだったが(つ~か、元が高いから4割引でも高いよ!ポール・スミスやバーバリーはバーゲンやってないよ!やってても気に入ったヤツは「セール除外品」かよ!)、「人間辞めても」が聴けたから充分満足でありました!

やっぱ凄いわダイナマイト・ソウル、和田アキコ!

2003年07月05日 | 生活
和田アキコが、クレイジーケン・バンドの「タイガー&ドラゴン」を歌うってんで。

その曲聴く前から異常に盛りあがった私であるが。

まず、クレイジーケン・バンドのヴァージョンがカッコ良かったし。アキコ和田が1970年代(しかも初期!)に歌っていたような楽曲。粘るギター、うねる歌メロ!ドスの効いたサビ!

ソウル好き・アッコ好き・歌謡曲好きの横山剣さんらしい「アッコ・トリビュート」丸出しの歌。

カッコイイと思いつつ「このヴォーカルがアッコ本人だったら!」と思っていたワタクシだったが、何の事は無い。作者の横山剣さんが一番そう思っていたのだ!

やっぱりブロスのインタビューで言ってました、「あの歌はボクのコスプレ。ボクが和田さんに成り切った歌ったモノですから。今回の和田さんヴァージョンが『正調』僕等のがカバー(笑)。カバーの方が先になっただけ」って。

う~ん、サスガだわ。剣さんも。

6月下旬に発売されたアッコさんのニューシングル「ルンバでブンブン」の作曲者であり、プロデューサーでもある剣さん(しかもコモエスタ八重樫も絡んでる)。
「リズムアンドブルースの女王」って曲が4曲目にクレジットされてるけど。
これが「♪リズムアンドブルースの♪じょうおうぅ♪アッキコ・ワァダッ♪・・・・うぅ~んアッコさん、イィ~ネッ!!」と剣さんが歌いコメントする30秒かそこらのモノ!

―――曲じゃねぇじゃん!「ジングル」じゃん!アッコさん歌ってねぇじゃん!剣さんの声じゃん!

・・・・って感じで。ツェッペリンの「LAドローン」以来、「やられた―――」ってなインパクトで御座いました(笑)。

―――で。TVブロスの和田アキコ特集「あの鐘を鳴らすのはアタシ」!

本人インタビューのみならず、「アッコ年表」「愛の人間関係図」「歴史的アッコ名言集」まで盛り沢山で。細かいウンチクの数々には「オマエは大人計画の宮崎吐夢かよ!?」と思わず突っ込んでしまった程です(笑)。

「アッコ年表」では、1975年・楽屋泥棒に蹴りを食らわせた挙句、警備員に突き出し警視総監賞をいただいてた事、1983年には自叙伝「和田アキコだ、文句あっか?」がベストセラーに、1990年には沖縄に銅像建立・・・など数々の歴史が綴られ。

特に「アッコ名言集」には、豪快なコメントの数々が並び。
「アタシも20才やね、記念に酒もタバコもやめたろうか」(成人式の日に)
「キャメラさん」(古い芸能界言葉を大事にするアッコさんならでは)
「ええか、邪魔したら許さへんでェ。明るい時ばかりやあらへんで」(マ-ジャンで逆リーチをかけられた時)
「大阪時代にゃ、3日前のメシをバケツに入れて水ぶっかけて食ったもんや」(食事について)
・・・・凄過ぎる。
なんか最近聞き憶えがあると思ったら、清原和博の「番長日誌」と同じノリじゃねぇか!!(ありゃ写真週刊誌のライターが書いてるんだから厳密に言えば「清原の・・・」じゃないんだが)

「オゥ、ワイや!」のノリで語られるアッコ節。「番長日誌」ならぬ「女番長日誌」(笑)。

そういやアッコさんの映画デビュー作は1970年の「不良番長・一攫千金」だそうで。「女番長・野良猫ロック」は、それ以降ってコトだな。
どっちにしろ「番長」だが(笑)。

「芸能界の相談役」「意外と優しい」「意外と主婦してる」「意外と料理が上手」とかのイメージで好感度も上がったココ十数年だが。
ワタシャそんな事はどうでもイイ。

「歌うアッコさん」が好きなのさ。
フジTVが当時のMTVアンプラグド(線が繋がってない=電化音楽では無い=アコースティック演奏&歌唱)をパクった番組「WOOD」でリズム&ブルースを歌ったアッコさんは何よりカッコ良かった(ギターも憂歌団のカンタローだったし!!)!

「日本語でやる以上、私がヤってるのは歌謡曲。で、歌謡曲のソウルな部分を担っている」そう語るアッコさんに横山剣さん同様ワタシも感動!

ダイナマイト“歌謡曲”ソウル・和田アキコ、フォーエヴァー!!

「俺の!俺の!俺の話を聞けぇ~♪」とパンチの効いた声で「タイガー&ドラゴン」を歌うアッコさん(ただし、楽譜通りだから「ここはもっと声を伸ばして欲しい!」ってトコロで途切れちゃったりもあるが)。
「ブンブン♪ブンブンブン♪親に貰ったこの身体ぁ~♪」と歌う「ルンバでブンブン」(=最初は「トラック・ガール」って題名だったらしい)もイイが。
やっぱりB面扱いの「タイガー&ドラゴン」を両A面扱いで売るべきだよなぁ~。

◆7/3(後楽園ホール)の試合結果
▽東日本新人王予選4R
○ミニマム級
関根一哉 判定 磯辺浩司
加藤和之 判定 伊藤純平
○Lフライ級
依田有矢 KO2R 大原紀宏
○フライ級
山田多家美 不戦勝 太田旭彦
山中 力  不戦勝 後呂亮太
○バンタム級
大村明泉 TKO2R 松永 学
高山和徳 引分 荘司基之(高山選手の勝者扱い)
○Sバンタム級
塩谷 悠 TKO4R 石橋光伸
松本良一 判定 橋本 均
○Sフェザー級
杉山和己 不戦勝 太田優士
内山亮太 判定 梅田あくせる
加藤大和 判定 角田卓穂