あるBOX(改)

ボクシング、70年代ロック、ヲタ系、日々の出来事などをウダウダと・・・

「全人類の7割はキ○ガイ」

2003年07月13日 | 生活
・・・これは、連れの友人である「ミネキチ」の祖父が残した名言である。

ミネキチは、会社で怖れられるOLにして、「私には熱くて辛い血が流れている」と新大久保の韓国家庭料理店でオーダーを無視する店員を韓国語で怒鳴りつけて速攻で料理を持って来させた在日さんで、「無口な人が好き♪そう言や、ウチの旦那も無口ね」と言う主婦でもある。

会社の総務など事務一切を仕切る彼女なしでは業務は滞り、勤怠悪い新人は彼女のカミナリに恐れおののく。

そんな「ミネキチ」と、以前も登場した「東南アジアの民家の屋根で地元の友人と大の字で眠った女=ヤキソバ」と、ウチの「連れ」と、四人で飲んだ。

会話は大いに盛りあがった。
ミネキチ:「最近の奴は人の話が理解出来ない。何を言われているかも分かっていない」「長崎の4歳児殺害、犯人は12歳っていうが、そんなの親が悪い」「変な奴は親も変」「本当に7割の人間がキ○ガイ。私も3割に入いれる様に踏み止まりたい」Etc.Etc...。

「全人類の7割はキ○ガイ」
・・・・本当に名言だと思う。北川枝吏子の脚本ドラマの高視聴率を例に出すまでもなく、そうだと思う。
一応「自分らはマトモだ」と云う前提に立つてのコメントだが。
自分も気を抜いたら7割方に混じってしまうと云う「自戒」も こもっている。

ほら、「キ○ガイほど自分はマトモだと思い込んでいる」ワケだし(笑)。

まぁ、私の夢は「ダメ社員を横目にバリバリ仕事をコナし『まったくオレ以外はクズばかりだぜ!』と云いながら下半身スッポンポン」って姿なのだが。
それでいながら「オレって3割方に所属」と高らかに宣言、全人類の尊敬の眼差しを一身に浴びる。

そんなスーパー社会人に私はなりたい。
多分ミネキチに一刀両断されるだろうけど(笑)。

◆7/12(パシフィコ横浜)の試合結果
○4R
下川原雄太 負傷判定3R 吉原隆智
森谷淳一 負傷判定3R 有木竜大
北原将夫 TKO4R 木村謙介
瀬川正義(節男の兄と同性同名!)判定 井上義昭
○6R
木竜シン 負傷引分3R 山本 勉
三浦隆司 判定 佐藤 豊
○8R
相馬寿明 判定 川嶋伸也
酒井俊光 負傷判定7R 白石拓磨 
○10R
ホルヘ・リナレス TKO3R サンダー伊藤
○WBAミニマム級タイトルマッチ12R
ノエル・アランブレド 判定 新井田 豊  

よっしゃ!L・ツェッペリン「伝説のライヴ」、GET!

2003年07月13日 | 生活
レッド・ツェッペリンの、お宝ライヴ音源を発掘、CD三枚に編集した「伝説のライヴ・HOW THE WEST WAS WON」。
この70年代ロックのエキスが詰まったライヴ盤は、「発売される」との情報だけで全世界のロックファンにショックを与え、発売されるや全米チャートでも上位を記録、この怪物バンドの底力を知らしめた。

・・・・で。タワレコで視聴した私の感想は、「新曲収録って騒いでた『LAドローン』って、ただのドローン音?・・・・詐欺じゃん!」。
続く「移民の歌」「ハートブレイカー」、(Ⅲに収録の景気のイイ数少ない曲=「アウト・オブ・ザ・タイルズ」のリフからプラントのヴォーカルに移り行く流れがカッコイイ)「ブラック・ドッグ」は、それ以前に発売されてた「BBC SESSIONS」と ほぼヴァージョン同じ。つ~か、ブートで御馴染み。
音はスタジオライヴと違い粒子細かめと云うか。しかし即買いまでの欲求は沸かず、保留のままとなっていたのだが(まぁ、ホントの詐欺なら、曲目クレジットで「アウト・オブ・ザ・タイルズ~ブラックドッグ」とか題してファンの興味を煽るんだろうが。つ~か、ブートで散々泣かされた手であるが。ハハハ)。

すいません、J・ペイジさん!先日ブックオフで中古盤を見つけてしまいまして。およそ3500円でゲットしてしまいました!

―――んで、視聴できなかったCD2・CD3の感想は。

「やっぱり『幻惑されて』『モビーディック』『胸いっぱいの愛を』がダダ長い」。
バイオリンの弓やテルミン(ちょい前「テルミン博士」の映画で知られるようになったが、それ以前にコレを最も知らしめたのがJ・ペイジのプレイだろう。「プレイ」っつ~か手ェ突っ込んで遊んでるようにしか見えんが)使いまくってるし。
この辺は「永遠の詩」の冗漫さに通じて、「やっぱりコンパクトにまとまったBBCセッションの方がイイや。または69~70年あたりのブートがイイ」と思ってしまい。

やっぱり「タイトなBBCセッション」と冗漫な「永遠の詩」の間の演奏だなぁと当ったり前の事を考えてしまい自己嫌悪(笑)。
つ~か、セカンド収録の「胸いっぱいの愛を」、この時は演り飽きて途中にブギなんて盛り込んで、ロバートプラント趣味のロカビリー歌唱の発散になってたりして「大御所が趣味に走り始めたらヤバイ」と私の持論が始まる・・・。

「幻惑されて」の途中で、ファンク風の演奏が話題になった問題作「クランジ」のリフが流れ、それはそれで興味深かったが(初期ツェッペリンのライヴでは大作「ハウ・マニー・モア・タイムス」の中で「胸いっぱいの・・」のリフが始まったりして「アドリブみたいに演ったリフがキマッったんで、拡大して一曲にしたのかなぁ」なんて、こっちに妄想のキッカケ与えてくれたりして・・・。後期ライヴでも、そんな感じで「アキレス」の一節が飛び出したり・・・)。
あと、プラントが「ロックンロール」のキーを下げずに歌っていたのには「ホッ」とした(永遠の詩ではガッカリさせられたモンだ。同じくヴォーカルがメロメロだった「ブラックドッグ」もサントラじゃカットされてたし。あっ、そうそう「永遠の詩」って実録映画で「サントラ」って形でライヴ盤が出てるのよね)。

ハードなギターソロから一転してクラシカルなフレーズを爪弾くあたりは「リッチー・ブラックモアの十八番」だが、どっちかつ~とペイジさんパクられたな、って気も・・・(むこうの方がライヴ盤多いからなぁ・・・)。

―――結論としては、「新しいツェッペリン・ファンはブートに走らず、まずココらを押さえなさい!」ってトコか。あと「無駄金使わず済むからイイねぇ~」(笑)。
BBCセッションと今回の音源に当るまでに、過去のマニアは相当の散財があったワケですからなぁ・・・。

―――「買って損なし」。でも解説は渋谷陽一&大貫憲章の大御所コンビが、昔と変わらぬ熱に浮かれたライナー書いてるんで(しかも細かい資料が無い為、データ記載は無し)、「国内盤を買うメリットも無し」。割安な輸入盤で充分。

そんなトコかなぁ。
でも渋谷さん良かったねぇ。どんなに「初来日と2度目のツェッペリン公演は凄かったんだ。音の塊が4~5時間も続いたんだ!」と演説しても「でも永遠の詩は悪趣味、ダラダラ演ってるだけ」「正規のライヴ盤の勝負はパープルが上でしょ?」「音の一塊たってツェッペリン、ユニゾン多いし(笑)」と相手にされなかったワケだし。
今回DVDで映像も出て。渋谷さん、心のリベンジ終了ってか。

あぁ、そうだDVDも買わなきゃなぁ。

こっちは BOOK OFFには無いだろうなぁ(笑)。