あるBOX(改)

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モット・サ・フープル、その後

2003年07月24日 | 生活
なんか、今日も通勤中にウォークマンで聴いてしまったモット・ザ・フープル。
プールに行く時も。しかし、世界水泳を見たイメージを抱えて泳いだせいか(笑)、今日は調子よかった。平日だからガキいないし(つ~か、子供は親同伴でないとNGだから、やはり土日が込むんだよなぁ・・・)、休憩少なめでスローペースもハイペースの思いのまま(息は切れたが)。今日の私は端から見たら気色悪かっただろう。気分イイあまり、半笑いで息継ぎしてたから(笑)。

―――で。
話はモットだ(笑)。
グラムじゃない筈なのにグラムで括られたバンドって事で。「ロキシー・ミュージックにも通じるなぁ、サックスも同じ様な音出してるし」って思ってたら、ロキシーのアンディ・マッケイがゲストで吹いてた(笑)。

モットが空中分解した原因と言えば。フロントマンのイアン・ハンターが、元D・ボウイのバックバンド(スパイダー・フロム・マース)のギタリスト=ミック・ロンソンと出会った事が発端で。
お気に入りを仲間に入れようと、アリエル・ベンダーを追い出すようにメンバーチェンジ。それに不満のメンバーとも衝突。バンド内の人間関係メチャメチャとなったトコロに、グラムロック・ムーヴメントもアッサリ終わり。

解散後はハンター・ロンソン・バンドで活動するも。ハンターの体調は、それまでの過酷なツアー生活などでガタガタ。70年代ロック自体がパンク・ムーヴメントに追いやられて失速するなか、元祖パンクなハンターをパンクの連中が後押しするが、本人に以前の勢い無し。
そのまま、表舞台から転げ落ちる格好に・・・。

一方、他のメンバーは。
ハンター抜きで新ヴォーカリストを迎え入れ「MOTT」で活動するも、成功に至らず。
メンバーを改めて「British Lions」としてアルバム2枚を発表するもパッとせず。
この辺では完全に旧世代扱いで、旬を過ぎたバンドの哀愁さえ漂ってたって話。

ソロになったハンターも、やがて活動停止(フェスティバルのような催しには出てたらしいが)。バッド・カンパニーで全米1位をカッ飛ばしたM・ラルフスは、その遺産で音楽活動を続けるも印象うすい。

結局、短い栄光の後。メンバーは、あらかた音楽活動を続ける事すら不可能な状況に陥ったと。
そんな悲劇の浮き沈みを体現したバンドが、モット・ザ・フープルだったワケだが。

そんな中、元メンバーのモーガン・フィッシャー(ピアノ)が。日本に在住し、今度(7/28)青山MANDARAでライヴを行うなんて。とっても感慨深いモノがある。

ゲストメンバ―の井野信義(Wb)さんが、ジャズ畑の人なんで(‘50年生まれのベーシスト。日野元彦、渡辺香津美、山木秀夫、板橋文夫、富樫雅彦、齋藤徹らと活動。ベルリン・ジャズ・フェスティヴァルを皮切りにヨーロッパのほとんどのジャズ・フェスティヴァルに出演)、やはり大人っぽいジャジーな演奏になるんだろうが。
元モット・ファンなら見届けに赴くのも良いのではなかろうか?

あの「サルバトーレ・ダリみたいな、またはロキシー時代のブライアン・イーノみたいな風貌」が、どうなっているかも気になるしね(笑)。

◆7/22(後楽園ホール)の試合結果
○4R
松竹哲雄 判定 海保寛之
佐竹孝太 判定 原田 寛
河合信太朗 KO1R 末岡崇司
杉浦訓 KO1R 因幡達也
山口貴士 判定 関 章洋
伊藤健剛 TKO4R 時田恵三
十二村喜久 判定 神宮寺一朝
多田裕紀 判定 渋谷幸樹
関川陽介 判定 樋口厚志
大久保鉄雄 判定 兼丸善弘
登坂愉隆 TKO3R 早川 徹
△東日本新人王予選ミドル級4R
○武田隆幸 TKO4R 北田大輔
○6R
石沢龍也 判定 加藤大輔