あるBOX(改)

ボクシング、70年代ロック、ヲタ系、日々の出来事などをウダウダと・・・

英才教育シリーズ「ELP展覧会の絵 完全ヴァージョン」②

2010年09月11日 | DVD(ブルーレイ)
「ついに我が家のちびスケが洋楽ロックに興味を!」
・・・なんて狂喜した私だが

なんのこたぁない
最近聴いた「ハートキャッチプリキュア!/ボーカルアルバム」の
オープニングが「プロムナード」だったからなのな

しかし、あのオルガンの響きはELPを意識したとしか思えず
実際にウチのちびスケは見事に反応したのでした

ありがとう、高梨さん!

幼児がロックに目覚めたよ!
「レッツ・スペンド・ザ・ナイト・トゥギャザー」に無反応だった
ちびスケが
「レッド・ツェッペリンDVD」にも無反応だった、ちびスケが
「フリー・フォーエバー」にも無反応だった、ちびスケが

ELPのダイナミックな演奏に注目してるよ!

キース・エマーソンのステージアクションに注目してるよ!
しかも曲はムソルグスキー!

これぞ英才教育だ!

「ナイフ・エッジ」のクラシカルなキーボードソロに注目するちびスケ
いいぞ!イイ傾向だ!

曲は「ロンド」へと雪崩れ込み
キース・エマーソンのアクションは激しさを増す

キーボードを揺らし
床にガタガタと打ち付け音をゆがませる!

ああ、キーボードの上に乗っちゃった!
乗りながら揺らしている!



ああ、エマーソンさん!お行儀が悪すぎ!!

これじゃ「ロンド」じゃなくて「ロデオ」です!

(それを言うのは貴方で1万人目です)



アクション激しすぎです!

こんな事してるから
他のプレグレバンドに較べてインテリに嫌われるんです!
「肉体派プログレ」とか「バカっぽい」とか言われるんです!



ああ、とうとうナイフまで!
伝説の「キーボード・ナイフ突き立て」だあああああ!!

行儀悪いなんてもんじゃない!

ああ、ちびスケが食い入るように見ている!
口を開いて「ポカーン」と見ている!

これは凄く集中している状態だ!

いか―――――ん!
ちびスケは春から「YAMAHA音楽教室」に通ってるのだ
エレクトーンを練習しておるのだ

教室でこんなマネされたら大問題だ!

(幼児はナイフなんて持ち歩きません)

私はちびスケの腕を掴み叫んだ

「お前はこんなマネするなよ!」

「なんで?」と訪ねるちびスケ

「この人は特別だから!」
「エマーソンさんだけが許されてる事だから!」

私の必死な目を見て肯く ちびスケ

はぁはぁ・・・
やっぱダメだ

やっぱロックは教育に悪い

英才教育シリーズ「ELP展覧会の絵 完全ヴァージョン」①

2010年09月11日 | DVD(ブルーレイ)
休日、洗濯する時よく音楽DVDを流しっ放しにするのだが

今回のDVDは
「エマーソン・レイク&パーマー 展覧会の絵(完全版)」

元ナイスの名キーボーディスト=キース・エマーソン
元クリムゾンのヴォーカル&ベース=レイク
元アトミック・ルースターのドラマー=パーマー

その3人が組んだ70年代のキーボードトリオ=ELP



プログレ・トリオらしくデビュー当時からクラシックの
「展覧会の絵」をロックヴァージョンで演奏したELP

導入部の「プロムナード」はパイプオルガンのサウンドで
重厚に盛り上げ

以降はベース、ドラムとユニゾン決め、時にグレッグ・
レイクが弾き語り
疾走感あるキーボード・ソロ/シンセ・ソロで盛り上がる

終曲「キエフの大門」では
メンバーが一体となってトリオとは思えぬ重厚で壮大な
演奏で大団円

変に小難しい構成なし

だからこそスタジアムに数万人呼べるバンドになれたELP

映像も豪快なシーンが続出
主にキース・エマーソンのステージアクションが目を
引くんですがね

以前は「何でこんなにピッタリとユニゾンできるんだ?」と
不思議だったシーンも
エマーソンが「せえの」と飛び上がったりして合図出してる
のが良く分かる
※ザッパさんも同じような感じで大所帯バンドを
  「指揮」してたっていうし、その辺は「要領」があるんですなぁ



・・・・・で、我が家では
私が休みの日にそんな映像を流しながら私が家事を行う
ワケですな

例によって ちびスケは玩具で遊んでて
殆ど興味を示さないのだが

今回は違った

DVDの初頭を飾る「未開人」や「石をとれ」はスルーされたが
「展覧会の絵/プロムナード」でピクリと反応

画面を見上げたのだ

画面を凝視しているのだ

おお、遂に ちびスケが70年代洋楽ロックに興味を示した!

「キングクリムゾン1969ハイドパーク」GET!

2010年09月11日 | 英国ロック
届きましたよ!

さっそくプレイヤーのトレイに乗せましたよ!

再生しましたよ!

・・・・ん?

これ

聴いたことあるよ!(爆笑)

音が悪くて直ぐ売りっ払ったヤツだ!



あ~、でも
「エピタフ」とか最初から収録されてるな

「ゲット・ザ・ベアリングス」、懐かしいな
セカンド収録曲の原型みたいな曲だよね

まぁ、
当時ハイドパークで観た人は確かに衝撃だったろうな

なんたって
一曲目が「21世紀の精神異常者」で
二曲目が「クリムゾンキングの宮殿」だもんな

これだけでブッ飛ぶよ普通

革新的だけじゃなくメロディーもイイもんな



マイケル・ジャイルズのドラムは
スタジオ盤よりドタバタ叩いてるな
※オフィシャル・ブートで1969年のライヴは何枚か聴いてるから
  分かっちゃいたけどね・・・

ドラムプレイ、スネアやバスドラのサウンドは、2ndアルバムの
印象に近いかも

1stじゃスネアの音にミキシング掛け捲られてて
その小刻みさ、そしてタム捌きのダイナミックさが衝撃的だったが

ライヴじゃ、もっと「ドガ!」「グシャ!」と叩く人だったみたいね
これをもってフリップ翁は「ライヴの迫力はスタジオを遥かに凌駕して
いた」と評していたんだろうな

もっとイイ音で聴きたいが
無理かなぁ・・・