あるBOX(改)

ボクシング、70年代ロック、ヲタ系、日々の出来事などをウダウダと・・・

人がつくるもの

2010年09月15日 | プリキュア
プリキュアを見ていて
「CG導入だ」「デジタルだ」と言われながら
やっぱり人がつくったものだなぁ・・・と感じた

話の盛り上がりとともに
「作り手に気持が入っていく」のが分かるのだ

プリキュア5では
敵のボス「デスパライア」との初対面で
主人公のぞみが見せた表情に「描き手の気合」を
物凄く感じた



素晴らしい絵だった

のぞみの声優・三瓶由布子さんは
「夢の成就は別れに繋がると気付いてしまいながら
それでも前を向いて進む決意をココに誓う瞬間、
本当に泣きながら演じているんじゃないか?」と思う
ほど感極まった演技を聞かせてくれた

漫画で言えば
「キャラクターが勝手に動く」「ペンが勝手に動く」
なんてケース

登場人物と同化したか、乗り移られたか・・・
それくらい演じ手・描き手が感極まって作っていると
思われるシーン

そんなシーンは稀ではあるが
そんなシーンに出会えた事は「ファン冥利」に尽きる

フレッシュで言えば
「ピーチvsイース」一騎打ちの盛り上がり



禁断のカードを「この命に代えても!」と宙に投げる
イースの表情・動き・叫び



気合が入ってました
気合入りすぎでした



ドキドキしちゃいました

それに対するピーチの気合も凄かった
沖さんは「自分の地声は高くて細い」と語っておいでだが
こっちゃあ、そんなこと気付きもしませんでしたよ
それくらいピーチの雄叫びは男前でした



絵も同様
演出も同様

ピーチが宙からふわりと舞い降りるシーンは名場面だと思いました

現在放送中の「ハートキャッチ!プリキュア」も
キュアサンシャイン登場に続き、キュアムーンライト復活へと
ストーリーは佳境へと進んでいますが

さて、どのような気合を見せてくれるか
注目したいですなぁ

映画プリキュアオールスターズDVDを見る

2010年09月15日 | プリキュア
映画プリキュアオールスターズDX
みんなともだちっ☆奇跡の全員大集合! [DVD]
・・・を見る

タイトルからして長い

そしてプリキュアの人数が多い
14人!(でも翌年は17人!!)



2009年4月に上映された劇場版のDVD版
時間は70 分(子供の集中力はこの辺が限度か?)

以下、内容

歴代のプリキュアたち14人が登場する夢のコラボが遂に実現

女児向けアニメとして圧倒的人気を誇るプリキュアシリーズ
そのオールスターズ劇場版がDVDになって登場

「ふたりはプリキュア(ふたりはプリキュアMaxHeart)」
「ふたりはプリキュアSplashStar」
「Yes!プリキュア5(GoGo!)」
そして当時の最新シリーズ「フレッシュプリキュア!」
歴代&新生プリキュアが勢ぞろいで、歴代ファンも全員集合!

[スタッフ/キャスト]
【スタッフ】
監督: 大塚隆史
脚本: 村山 功
キャラクターデザイン: 稲上 晃/川村敏江/香川 久
作画監督: 青山 充
美術デザイン: 行 信三
美術監督: 田中里緑

【キャスト】
桃園ラブ/キュアピーチ ・・・・・・・・・沖 佳苗
蒼乃美希/キュアベリー ・・・・・・・・喜多村英梨
山吹祈里/キュアパイン・・・・・・・・・中川亜紀子
夢原のぞみ/キュアドリーム・・・・・・三瓶由布子
夏木りん/キュアルージュ・・・・・・・・竹内順子
春日野うらら/キュアレモネード・・・・伊瀬茉莉也
秋元こまち/キュアミント ・・・・・・・・・永野 愛
水無月かれん/キュアアクア・・・・・・前田 愛
美々野くるみ/ミルキィローズ・・・・・仙台エリ
日向 咲/キュアブルーム・・・・・・・・樹元オリエ
美翔 舞/キュアイーグレット・・・・・・榎本温子
美墨なぎさ/キュアブラック・・・・・・・本名陽子
雪城ほのか/キュアホワイト・・・・・・ゆかな
九条ひかり/シャイニールミナス・・・田中理恵
【特別出演】
ダンスコンテストの司会者:・・・・・・・エド・はるみ

(C)2009 映画プリキュアオールスターズ製作委員会

【ストーリー】
ダンスコンテストへの出場を決めた桃園ラブたちは、会場に
向かう途中で迷子に
慌てているところへ、街を飲み込もうとする悪者が出現し
そしてその敵の前に、プリキュアが続々登場!
「いったい、プリキュアって何人いるのよ~ッ!」
「もう、こうなったら、みんなで力を合わせて強敵を倒す
 のみッ!」



・・・これも
神が私に与えてくれた美少女アニメか?

東映動画のある大泉にいらっしゃる女神「東堂いずみ」様が
私に与えてくれた物なのか?

あと
「川村女神」という方もいらっしゃるそうだが
今回もスタッフに名を連ねていらっしゃるが

まぁ、その辺は別の機会にするとして



変身シーンの連続、戦闘シーンの連続で初代からの名シーンが
再現される同映画
初代やスプラッシュスターを知らない我々には新鮮でありました

やっぱりキュアブラックのボーイッシュでダイナミックな動きは
凄いな

歴代の「妖精たち」も登場し、誰が誰だか分かりませんが
この辺も初代から見ている人たちには嬉しい構成だろうな

つ~か、タルトが四足で歩いている!
なんか、すごい違和感!



さらに
変身前のやりとりも描かれていて、ここにも歴代のサブキャストが
登場し、モブシーンにゃ、かおるちゃん・増子美香さん・鷲尾さんの
姿もあってファンにも嬉しい演出

フレッシュ組に関しては「新シリーズのプリキュア」としてクローズ
アップされつつも「顔見せ/紹介」的な登場

やはり5goGoメンバーの一代先輩としての活躍が目立つな

のぞみの「ブレない強さ/ポジティヴさ」は相変わらず強靭だし
それに対し新主人公ラブの「身の回り盾にされた時の精神的モロさ」
との比較も面白い

のぞみとラブは別である・・・と、明確に示したんだろうな

祖父の江戸っ子職人的な気質を引き継いだラブは、「自分の為に仲間が
ピンチに・・・」的な状況では戦意さえ失いかけるが、仲間の励ましを
受けて立ち上がった後はとてつもなく男前

初期段階でキャラは定着していないが、その片鱗だけは明らかにされて
いる気がする

ラブの声を担当した沖さんにも「のぞみ」の存在感は大きく圧し掛かった
のではなかろうか
主人公としての慣用句で被るところは多いし
当初はその言い回しにモロ影響が感じられたし

時に声をからして熱演した三瓶さんは主人公と完全に同化するシーンが
多々あったし

TV版のストーリーが盛り上がるにつれ「ヒーローのつもりで演じた」と
いう沖さんは、「偉大な前任者と違う主人公像を作り上げる」という、
声優さんとして素晴らしい仕事をされたなぁ・・・とつくづく思う



色んな意味で「満腹」のオールスターズ映画

ただ・・・話は「無い」

悪の親玉も「こいつ何者だよ」の連続
上映時間が進むにしたがって「だから何者なんだよ!」
クライマックスでも「だから何者なんだよ!?」
倒した後も「だから何者だったんだよ!!!」

翌年の「DX2」では舞台設定や悪役設定も整った感じだが
今度は主人公達の出番が減ってしまい、初代~5GoGoのファンは
不満だったんじゃなかろうか?

その辺が難しいオールスターズ映画

幼児アニメである限り上映時間の制限もあるだろうし
(1時間半は無理だろうなぁ)

来年の「DX3」はどうなるんだろうなぁ
つ~か、あるんだろうか「DX3」

ファンとしては、また歴代メンバーに会いたいから続けて欲しい
けどなぁ