あるBOX(改)

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『プリキュアシンドローム=ゆきゆきてプリキュア5』・・・を購入

2012年03月13日 | プリキュア
近所の本屋では見かけなかったので(売り切れ?)
amazonさんで購入。



電車に乗って大きな本屋さんの売場を探す体力も無いしさ・・・。

しかし、分厚い本だね!噂に聞いた以上に!



そして内容は・・・
こりゃ、ドキュメントですな。

加藤レイズナという若者が、大好きで仕方ない『プリキュア5』関連の人物を訪ね歩いて話を聞くドキュメント。
そういう意味じゃ、著者名が大きく中央上に掲げられているのは正しい。



談志さんも良く「落語もドキュメントだ」と仰ってたな。
筋書きがある落語をどう喋るかは、その落語家の人格・了見と全てを曝け出さなきゃならない。
そうして構築されて舞台で語られる落語は、もうドキュメントである・・・と。

途中、「どこの馬の骨か分からない者に・・・」という話も出たらしいが
そこは初期プリキュアシリーズ・プロデューサー鷲尾天さんの大らかな懐が、レイズナ氏をも包んでいる。



そりゃ鷲尾天さんが全人格を賭けて作った作品だもんな、『プリキュア5』と『5GoGo』は。
それを絶賛するレイズナ氏は、鷲尾さんからすると自分を全肯定してくれてるようなもの。

そしてプリキュアの可愛さを熱弁するレイズナ氏は、鷲尾さんからすると『自分の娘を絶賛する若者』のような存在。
しかもプリキュアは2次元だから、この若者は手を出せない。

「あなたは素晴らしい」「あなたの娘さんたちも素晴らしい」
そんなコト言う若者をムゲには出来ますまい。

まぁ、それ以前に鷲尾さんは熱意ある若者を導くのが好きなんでしょうな。

まだ全部は読んでませんが、読み応えある本です。
最後まで読むのが楽しみです。



P.S.
川村女神の描きおろしポストカードは、1枚が表紙と同じで、もう1枚は裏表紙と同じでした。
他は小々田さんやココさんらの白黒イラスト。

まぁ、書籍なれど当時女神が描いたラフスケッチなども載っているので、買って損はありませんでした。



つ~か
『女神のお仕事』の製作を希望。
レイズナ氏、次の大仕事はそれだな!