あるBOX(改)

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帰郷

2012年03月26日 | 生活
1月から「いつ帰ってくるのか?」と母親に催促されていながら
入院などあって帰郷の予定が立たなかったのだが

やっと帰れた。
連れは仕事を休めなかったので、ちびスケのみ帯同。

当初は父方の本家に墓参り・・・の予定だったが
母親から「墓地には御先祖以外の霊もいる。今のお前は悪い霊に憑かれて帰るかも知れないから行くな!」と言われて中止。

実に田舎らしい発想に感心。

結局、ちびスケ連れて動物園へ。
祖母と孫で園内を歩く絵ヅラに感無量。



植物展示もあり、大きな温室の中で花や樹木を見て歩く。

ああ、癒される。

花の温室では香りに、南洋の森を再現した展示では川と滝の水音に。

園内レストラン売店のおみやげコーナーで御当地キティを買ってもらって御満悦のちびスケ。
良かったなぁ・・・。

実家に戻り、ちびスケと昼寝。
夜は実家に残した漫画本を読む。



今回は、昨年亡くなった内山まもるさんの『番外甲子園』
原作は『釣りバカ日誌』でも知られる やまさき十三さんで、不良ナインが甲子園を目指す物語。
けっこう設定はベタなんだが、さらっと読めてしまうんだよなぁ。

主人公ドタ健がカラッとした性格で、仲間も飄々としていて笑えるシーンもあり、内山さんの絵もスカッとしてるから、読むのに重くない。
一気に全巻読破。



まぁ、ストーリーとしては新展開・新展開で飽きないが、逆に言えば迷走してたのか?
当初、左の豪腕投手ドタ健の相方キャッチャーがコロコロ変わること。

小柄で如才ない茶々、飄々とした夢太郎、そして華奢な美少年と思いきや女の子だった純ボー。

結局、純ボーに惚れたドタ健は純ボーを甲子園に連れて行くべく奮闘する・・・そんなストーリー。

甲子園出場を果たし、一旦は解散状態になるもメンバーを一新して再出発する『第二部』的な後半も、人気が出たから引き伸ばした結果?

後半、コミックス表紙に登場するのは、ドタ健+純ボーばかり。
ドタ健+純ボーの恋愛に焦点が集まりすぎなトコロが気になったが、第17巻の表紙に象徴されるように、
いちいち二人の表情が素晴らしいので文句は御座いません。

この時期は、王道野球漫画だけでなく『アウトロー球団』『はみだしナイン』を主人公側に置いた面白い野球漫画も多かった。

『どぐされ球団』『素晴らしきバンディッツ』などなど
また読みたいなぁ。

あ、今回読もうと思ってた高橋千鶴さんの『コクリコ坂から』、読みそこなった!