あるBOX(改)

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内山高志、練習を公開

2012年07月11日 | ボクシング
7月16日、埼玉・ウイングハット春日部で行われるプロボクシングWBA世界Sフェザー級タイトルマッチ。

5度目の防衛戦へ向けて7月10日、WBA世界Sフェザー級王者の内山高志(32才/ワタナベジム)が、東京・東五反田のジムで練習を公開した。

故郷での初試合に気合十分の王者は、スパーリングで痛烈なパンチを披露。

強烈な左ボディフックに、4階級上のSウエルター級選手がうめきながら背中を見せたそうで
「本番だったら折れてますよ」と右のアバラをさする相手に、内山チャンプは「きょうは本気度50%」と、
あくまでスパーリング・モードである事を強調。

昨年の大みそか以来、約半年ぶりの試合に向けて「基本を一からやってきた」。
トレーニングに下半身強化を追加。終盤の踏ん張りや、接近戦でのパンチ力強化などに努めた結果、パワーが増したという・・・。

ソリス戦で相手を大の字にした強打が、またパワーアップするんですか?
どんだけの強打なんですか?

ソリス戦でKOの御膳立てになった左ボディブロー。
最初に打ってきたのはソリスで、内山は打ち返した形だったが、効いたのはソリスの方。
左レバー打ちが得意なメキシカンを逆に左レバーで黙らしてしまい、次のラウンドで左フック顔面1発で決めてしまった内山。

これで左レバーが強化されたら、御膳立てのボディで世界戦KOを成し遂げてしまいます。

トレーナーがプロテクターしてても内蔵に響くという内山チャンプのボディブロー・・・
それがパワーアップされたなんて聞くとゾッとしてしまいますよ。

デビュー当時から強打者ぶりが騒がれた内山だったが、渡辺会長が「元日本ウェルター級王者・吉野以上」なんてコメントするに至っちゃあ
「そりゃ、オーバーでしょう!?」「Sフェザーの選手が、ウェルターで連続KOで鳴らした強打者の吉野以上って、いくらなんでも吹き過ぎですよ!」と思ったものだが
いまや、満更それもフカシじゃなかったのかな・・・と思えるようになりました。

長谷川穂積の世界戦興行のセミセミで試合してた頃の内山を見て、私は「せっかく強打者なのにボディ打ち少ないな。勿体無いなぁ」なんて思っていましたが
要所の要所で打つ感じではあったんですよね。

しかし、ソリス戦では目に見えてボディブローが効果的でしたから。これがパワーアップしたのなら、まさに鬼に金棒です。

内山選手には「強敵の後で下位ランカーと戦うと拙戦しがち」という印象ありますが、(正直、今回もホンの少し心配・・・)
ここは豪快KOで話題をさらって欲しいと思います。