あるBOX(改)

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「リオ五輪」競泳代表が総括会見

2016年08月16日 | 競泳
現地時間14日、リオデジャネイロ五輪で金2個・銀2個・銅3個を
獲得した競泳の日本代表選手団がリオ市内の選手村で会見を行った。

平井伯昌コーチ以下、メダリスト8人が出席し、それぞれが今大会を
総括したとの事。



【コンディション】
昨年のカザン世界選手権で金メダルを獲得し、五輪出場の資格を得た
メンバーが本番まで心身の調整に苦しむなど、私はピークの作り方へ
課題を残したように思ったが、その点の具体的な改善策は述べられ
なかった。

萩野公介や金藤など、直前に好調を伝えられながらそのまま好成績を
納めた選手の存在はチームに勢いを付けたとして高評価。

【マルチスイマーの量産】
萩野、瀬戸を始めとして男女とも成長が見られるオールラウンダー。
瀬戸は、東京五輪で多種目金メダルを目指す目標を明言。
スピードとスタミナを兼備する選手としての成長が期待される。

【短距離スペシャリスト不在】
会見では挙がらなかったが、オールラウンダーが育った反面100で
メダルを取れる選手がいなかった。
古関や渡辺一平の平泳ぎ組も準決勝を好タイムで通過したが決勝での
キャリアが不足していたように見えた。

【ベテランの落日と新鋭台頭の狭間】
松田丈志、藤井卓郎、入江陵介と、長らく日本のトップで戦って
きた素晴らしい選手たちも、旧来のようにリレーで貯金を作る事が
出来ず。
今回のキャプテン金藤も含め、年齢的に東京での活躍は難しいと
思われる。

坂井聖人の銀メダル獲得みたいに、他の選手も発奮させるような
サプライズが今後も連発される事に期待。



【4年後への課題】
池江璃花子と同じ16才のカナダ選手がバタフライで銀メダル、自由
形で金メダルを獲ったことを考えると、「若手はまず経験」と五輪へ
参加し、決勝に残る事を優先した日本はノンビリしてたのかも…と
思ってしまった。
※ジュニアオリンピックじゃ池江は、そのカナダ選手に勝っている…

序盤は日本新を連発した池江だったが、五輪終盤では悔しそうな顔が
度々見られたような…。
渡部香生子を含む10代選手も泳ぎ終わりに笑顔がないシーンも多く、
辛い五輪に終わった選手が殆どと思えた。
※アスリートに失礼な物言いだが「可哀想」とさえ感じましたわ。



ただ・・・ね。
そもそも金藤からして若いころからメダルを期待されてたし、引退した
寺川綾さんだって「実力を兼ね備えた美少女スイマー」としてメダルを
期待され続けてきたのよ。辛い時期を乗り越えての栄光なのよ。

毎回そうだけど、帰国しても直ぐ国内大会(ユニバシアードなど)に
参加して、殆ど休み無しなのが競泳選手。
※頭が下がりますわ…。

落ち込む間もなくスイムに次ぐスイム。
あまり考え過ぎて落ち込まず、普通に泳ぐ日常に戻って欲しい。

「リオ五輪」女子マラソン

2016年08月16日 | 生活
8月14日
女子マラソンが行なわれ、日本勢では福士加代子が14位。
田中智美が19位、伊藤舞が46位でゴールした。

五輪選考会レースでも「リオ決定だべ」と語ってくれた福士。
それだけに、3位内に入って「メダル獲得だべ」とか言って欲し
かったが、それでもゴール直後に「金メダル獲れなかった~」と
語り、好事家を喜ばせてくれた。

~とはいえ、日本の長距離が入賞も出来ずに終わったのは残念。
競技自体の高速化への順応など課題は多いと言われているだけに
東京五輪までには具体的対策が必要だろう。