あるBOX(改)

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長崎原爆投下から73年

2018年08月09日 | 生活
1945年(昭和20年)8月9日午前11時2分、
長崎に原爆が投下された。

広島原爆投下から3日後。

市内の浦上地域上空で原子爆弾が炸裂し同年12月末
までに73,884人が絶命。

原爆症と呼ばれる後遺症でも多くの人が亡くなった。



あの暑い夏から73年。
長崎市の平和公園で9日、平和祈念式典が開かれた。

犠牲者を悼む鎮魂の祈りがささげられたが、核廃絶を
願う被爆者からは、核兵器禁止条約への参加を拒む
政府への怒りの声を改めて上げたとの事。

私は仕事の合間を縫って黙祷を捧げた。
修学旅行では長崎原爆資料館を訪れた記憶がある。

故郷は広島より長崎に近かった。
天候で長崎が狙られたが、そうじゃなかったらウチに
落とされた…なんて「都市伝説」も聞いた。

だが後に公表された米国データでは現実に「候補地」
として上がっていたのには大きなショックを受けた。

原爆資料館で見た数々の惨状写真、熱線で溶けた生活
品の数々…。

※広島の資料館も壮絶な事でしょう。
 ただし実体験ある「はだしのゲン」の中沢啓治先生は
 「あんなもんじゃなかった。所詮は観光向けだ」…と
 発言されていたそうです。



亡くなった私の母は幼少時代、有明海を挟んで長崎の
原爆雲(キノコ雲)を見たと言ってました。

何も知らない女児だった母は雲の隙間から漏れる光を見て
「キレイ…」と思ったそうです。