あるBOX(改)

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映画『ペンギン・ハイウェイ』を観た

2018年08月31日 | アニメ・特撮
映画『ペンギン・ハイウェイ』を観た 。

感想は一言「おっぱいは素晴らしい!!」
そして、おねショタ。不思議な雰囲気のアニメ。



SFファンタジー?

強力に感情や体温に訴えるようには感じられず、抑制は効いている。

小学4年生のアオヤマ君は、毎日世界について学び、ノートに記録して
いる賢く努力家の男の子。

おそらく父親も知識層に居る人物で、長期に家を空けるシーンでも
「学会か何かに出席するんだろう。哲学者かも知れない」と思わせる
雰囲気ある人。

しっかり主人公にアドバイスを与える立派な大人だ。



そんな主人公であったが、実は一番の興味は通院している歯科医院の
お姉さんだったりする。

気さくで優しく、胸が大きくて、チェスも強くて自由奔放で。
ミステリアスな雰囲気もある。

アオヤマ君は「お姉さん」の研究も真面目に続ける。
造形も含め、なぜ自分の理想なのか…などと真剣に考察。

ナイスバディのお姉さん、賢いアオヤマ君でも心奪われるのも分かる。



そうじゃなきゃ、頭でっかちになっちゃう。
普通の男の子、おっぱいには興味津々だよ。

「女性としての特徴を強調し過ぎ」などという批判あったりしたが、
監督は全部わかってニヤニヤしてるかも知れませんね。



ストーリーは「夜は短し歩けよ乙女」で知られる小説家・森見登美彦
氏の同名小説が原作。なかなか荒唐無稽。

アオヤマ君の住む郊外の街にペンギンが出現、行進し騒ぎを起こして、
忽然と消える…ってんだからワケ分からない。

そして、お姉さんが投げたコーラの缶がペンギンに変身。
笑顔で「この謎を解けるかい?」とアオヤマ君に語りかけるお姉さん。



並行してアオヤマ君には同級生の仲間との冒険も描かれる。

メガネ男子のウチダ君(CV:釘宮理恵)とチェスの強い女子ハマモトさん
(CV:潘めぐみ)で探検隊を結成。

対象は森の奥にある草原に浮かぶ透明の大きな球体(海)。
ペンギン、海、お姉さん…やがて繋がっていく糸。

そしてお姉さんに異変が!



夏休み起きた不思議な経験。その冒険によって成長していく小学生4年生の
物語・冒険の日々。

イイです、好きです。

設定・あらすじが荒唐無稽気味ゆえ、人物は結構シンプル。
大人な「お姉さん」。賢いが少年らしいアオヤマ君。優しいママ、
見守ってくれるパパ。



優しいが少し臆病なウチダ君。自信家だがオンナノコなハマモトさん。
そしてガキ大将、腰ぎんちゃくキャラたち…。

ある意味ステレオ・タイプ。
ハマモトさんなんて、あんな活動的なんだからキュロットか短パンを
履けばイイのにピンクのワンピース。

まぁ、これは「お姉さん」に御執心なアオヤマ君に「私だって女の子
なんだからね」とアピールしてるのかも知れないが…。



やっぱり話がアレだからキャラくらいスッキリさせないと…って事かな。

終盤は急展開というか、加速度ついて行きます。色んな意味で。
アオヤマ君もお姉さんと一緒に居たいだけじゃ済まない状況へ。

子供に弱みを見せるお姉さんもステキです。

そしてお姉さんの人格を尊重し、逆に見守るアオヤマ君。
泣きましたよ、少し…。

切ねぇ~!!彼らの将来に思いを馳せてエンディング。

アオヤマ君は研究者になるのかな?ハマモトさんは共同研究者となり
コンビを組むのかな。美人さんになるんだろうな(おっぱいも…)

よい映画でした。また見たいね…。