新宿武蔵野館で映画鑑賞。
予告やSNS口コミで見に行くことが増えたなぁ。

「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」
主人公は吃音の女子高校生・志乃ちゃん。
漫画原作の実写映画なんだな。

1年生の志乃ちゃんは最初の自己紹介で上手く話せないまま
周囲と馴染めないでいた。
たまたま校舎裏で歌っている同級生の岡崎加代と出会った
志乃ちゃん。
醒めたような少女・加代と一緒に過ごすようになる。

最初の挨拶をからかわれ、ますます内気になった志乃と、
一匹狼的な加代。
歌ならスムーズに言葉が出ると知った加代は、志乃を音楽
デュオに誘う。

そう、ロックが好きな加代だったが、組んだのはデュオ。
歌が苦手な加代はメインボーカルを志乃に任せて、自らは
横でアコースティック・ギターを弾く。
教則にあるようなフォークソングから、やがてロック曲も
演奏し始める二人。

~とはいえ
「あの素晴らしい愛をもう一度」の歌唱が素晴らしい。
両者だんだんと力強くなる。特に志乃ちゃんの声の張り方!
「♪あーいーを!」の前向きな歌声。
涙が出そうな歌唱。
志乃も変わっていく。「さいきん普通に喋ってるじゃん」と
加代に言われて微笑む顔の可愛らしさよ!

2人でストリートで演奏し、歌う。
私服もキャラクター通り。ボーイッシュなTシャツの加代と、
ガーリーな志乃。
ロケ近は沼津。美しい海と緑。
そこで、ちょっとキャッキャウフフなシーンもあり。
百合百合しい姿に顔が弛む私。ああ、なんか甘酢っぺー!

やがて、志乃をからかった同級生の男子・菊地が登場。
はしゃぎすぎたりして「空気が読めない」菊池もまた、
周囲に上手く溶け込めないヤツだったのだ。
強引にバンドに加入することになる菊池。
やっと出来た「友達」加代との二人空間が失われ、不安定
になる志乃…。
志乃ちゃんが元に戻ってしまう!
文化祭に出演するはずだったバンドは?
スパイナル・タップのようなハッピーエンドは訪れるのか?

湯浅弘章監督の長編商業映画デビュー作。
脚本は「百円の恋」の足立紳氏。
こりゃ面白くないワケないよ!ジンと染みて当然だよ!
ヒリヒリとして、時に甘酸っぱく、時に苦く、痛い。
青春なんてロクなもんじゃない。
青春なんて大っ嫌いだ!
でもティーンエイジには魔法が…あったよ!
感情を掻き回され、グッと来て、また見たくなる。
そんな映画です。
予告やSNS口コミで見に行くことが増えたなぁ。

「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」
主人公は吃音の女子高校生・志乃ちゃん。
漫画原作の実写映画なんだな。

1年生の志乃ちゃんは最初の自己紹介で上手く話せないまま
周囲と馴染めないでいた。
たまたま校舎裏で歌っている同級生の岡崎加代と出会った
志乃ちゃん。
醒めたような少女・加代と一緒に過ごすようになる。

最初の挨拶をからかわれ、ますます内気になった志乃と、
一匹狼的な加代。
歌ならスムーズに言葉が出ると知った加代は、志乃を音楽
デュオに誘う。

そう、ロックが好きな加代だったが、組んだのはデュオ。
歌が苦手な加代はメインボーカルを志乃に任せて、自らは
横でアコースティック・ギターを弾く。
教則にあるようなフォークソングから、やがてロック曲も
演奏し始める二人。

~とはいえ
「あの素晴らしい愛をもう一度」の歌唱が素晴らしい。
両者だんだんと力強くなる。特に志乃ちゃんの声の張り方!
「♪あーいーを!」の前向きな歌声。
涙が出そうな歌唱。
志乃も変わっていく。「さいきん普通に喋ってるじゃん」と
加代に言われて微笑む顔の可愛らしさよ!

2人でストリートで演奏し、歌う。
私服もキャラクター通り。ボーイッシュなTシャツの加代と、
ガーリーな志乃。
ロケ近は沼津。美しい海と緑。
そこで、ちょっとキャッキャウフフなシーンもあり。
百合百合しい姿に顔が弛む私。ああ、なんか甘酢っぺー!

やがて、志乃をからかった同級生の男子・菊地が登場。
はしゃぎすぎたりして「空気が読めない」菊池もまた、
周囲に上手く溶け込めないヤツだったのだ。
強引にバンドに加入することになる菊池。
やっと出来た「友達」加代との二人空間が失われ、不安定
になる志乃…。
志乃ちゃんが元に戻ってしまう!
文化祭に出演するはずだったバンドは?
スパイナル・タップのようなハッピーエンドは訪れるのか?

湯浅弘章監督の長編商業映画デビュー作。
脚本は「百円の恋」の足立紳氏。
こりゃ面白くないワケないよ!ジンと染みて当然だよ!
ヒリヒリとして、時に甘酸っぱく、時に苦く、痛い。
青春なんてロクなもんじゃない。
青春なんて大っ嫌いだ!
でもティーンエイジには魔法が…あったよ!
感情を掻き回され、グッと来て、また見たくなる。
そんな映画です。