まるみのあっちこっち巡り

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映画 レンブラントの夜警

2011-05-11 00:07:15 | 映画(劇場鑑賞)

1642年、36歳のレンブラントは人生の絶頂期にいました。
一流の肖像画家としての名声がヨーロッパ中にとどろき
莫大な富を得、待望の男子も誕生。

しかし、オランダの至宝で門外不出の名画「夜警」の完成後、
彼の人生は転落していきます。
それは、レンブラントがあるスキャンダルを
絵筆を武器に暴露したことから始まったのです。

アムステルダムの市警団から集団肖像画を依頼されます。
注文主の人となりを知り、画家が肖像画を描いたこの時代、
レンブラントは、汚らわしい罪の臭いを嗅ぎつけてしまいます。

肖像画は完成しますが、妻を亡くし、
市警団の残忍な復讐劇が始まるのです。
正義を貫いたレンブラントは、富と名声の代わりに
真実の愛を得たのです。

まるみがアムステルダム国立美術館で、
「夜警」を目にしたのは2006年5月でした。
なんて素晴らしい絵なのだろうと
その場から離れ難いものでした。

肖像画にしては少しユニークで、謎に満ちています。
その謎をこう解釈しても良いかもしれないと
映画を観て思いました。

この映画は、当時のオランダを知る上でも役に立つでしょう。
オランダへ行く前に、
レンブラントをもっと知りたい人におススメ

脚本・監督 ピーター・グリーナウェイ
キャスト  マーティン・フリーマン、エミリー・ホームズ他
2007年/カナダ・フランス・ドイツ・ポーランド
・オランダ・イギリス合作映画

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2008.1.28
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