宿の従業員の方による庭園ツアーに参加します。
集合は玄関、十数名の参加者がいらっしゃいました。
デザインとしても素敵ですが、
玄関に優しい光りと緑を取り入れる工夫も。
見上げればあそこにも。
贅沢な造りとなっている建物、手入れも大変なことでしょう。
「三養荘」とは、岩崎家の家訓とされていた
「三養訓」に由来するもので、岩崎家の別邸当時から
呼ばれていた名称をそのまま継承しているそうです。
紅葉の見頃は過ぎてしまいましたが…。
四万二千坪の敷地に緑と名園がただずむ宿。
京都の庭師小川治兵衛氏の手による壮大な日本庭園の中に
瀟洒な数奇屋造りの和風建築邸として建設されました。
夏はホタルが楽しめるそうです。
春は桜、夏は花菖蒲、秋の紅葉、冬の梅、
季節ごとに咲き誇る花々を楽しめるのです。
回遊式の庭園をベテラン従業員さんの
貴重なお話に耳を傾けながら写真を撮ります。
三千坪の庭園というだけでも驚きますが、
元はもっと広い庭園だったそうです。
従業員も減らされて手入れが大変なのだそうです。
西武グループ、ここを手離さずにすんでいるのはたいしたもの。
そんなことを考えている宿泊者はまるみだけかも
松坂選手が宿泊する時の部屋はここだったとか、
まるみにとっては興味津々な情報もいただき、
参加して本当に良かったと思う庭園ツアーでした。
決して華美ではなく かといって素朴でもなく。
懐かしい日本の雅びな趣きが
広々とした豊かな庭園に 静かに響いている。
(パンフレットより)
再び戻ってきたくなる宿です。
静岡県伊豆の国市
2013.12.8