まるみのあっちこっち巡り

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三井記念美術館 「三井家のおひなさま 宴のうつわ展」

2014-03-13 00:40:13 | ミュージアム


日本橋に春をつげる「三井家のおひなさま展」
今年も行ってまいりました。

北三井家十一代目の一人娘、浅野久子氏の
幅3メートル、高さ5段の豪華な雛壇飾りは必見。

広い展示ホールでも圧巻の大きさで、
一般家庭ではとても飾れるようなものではありません。

こどもの頃は、雛人形を出してもらうのが楽しみで、
ままごと遊びに雛人形をつきあわせたものです。
(汚れてしまうので母には内緒で…)

そんなことを思い出しながら見学するのも楽しみです。

町人階級が好んだ享保雛、
公家の装束を有職故実に基づき正しく考証して作られた有職雛、
いろいろな願いを込めて、一体一体作られてきたのです。

お団子のような丸顔に引き目、かぎ鼻風の面立ちの
キャラクター風の次郎左衛門雛は、江戸後期に江戸で流行。
江戸時代から丸くて可愛いものを好んでいたのですね。

「宴のうつわ」では、尾形乾山作の笹の葉を描いた蓋物、
デルフトの向付などが印象に残りました。

三井記念美術館

東京都中央区日本橋室町2-1-1

2014.2.25
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