平成元年に旧宇宙科学研究所の中核部として
開設されたJAXA相模原キャンパスの
特別公開へ行ってきました。
久しぶりにJR横浜線に乗車して、淵野辺駅で下車。
バス停前のファミレスで早めにランチを済ませて乗車します。
駅からは徒歩で約20分程ですが、無料バスが運行され、
満員になり次第、発車するというサービスを利用しました。
こちらの見どころは小惑星探査機「はやぶさ」、
「はやぶさ2」も2014年12月3日に打ち上げられました。
「はやぶさ」の経験を活かしつつ、さらに発展し、
小惑星リュウグウに向けて順調に航行中です。
到着した頃にテレビ局の取材もありましたよ。
子ども達が、「はやぶさ2」にメッセージを書いています。
無事に戻って来ることを祈りましょう。
「体験イトカワ!発見リュウグウ!」このコーナーは、
外せないので並んで順番を待ちました。
世界で唯一小惑星サンプルリターンを実現した日本。
その研究を日本だけでするのは難しいので、
海外の研究者と協力して行われているそうです。
イトカワ粒子を探る仕事を体験することができました。
まるみも体験したかったのですが、
子ども達が優先、覗いてみるだけでした。
子ども達の熱心さには感心、感心。
髪の毛の太さより細い石英ガラス針を見つめます。
イトカワは直径500メートル程度の小さな天体です。
リュウグウは、イトカワよりは大きいのですが、
小さな天体で、約7.6時間で自転をしており、
地球と火星軌道の間を公転しているのだそうです。
「はやぶさ2」が、小惑星リュウグウに到着するのは
2018年の予定で、詳しく調べるのだそうです。
太陽系の誕生から約46億年、小惑星のような
小さな天体の中には、太陽系誕生初期の物質が
そのまま残っているものもあると考えれています。
小惑星サンプルりターンは、太陽系誕生時の
物質を探るミッションなのです。
生物は有機物からできていますが、46億年前の
有機物を手に入れることができれば、
生命の起源になった物質がわかるかもしれません。
こちらでは、顕微鏡でイトカワの粒子を
見ることができたのです。
まるでダイヤモンドのようでした。
神奈川県相模原市中央区由野台3-1-1
2016.7.29