養殖真珠の発明は、海女さんの
存在なくしてはありえないことでした。

昔ながらの白い磯着に身をまとった海女さんたちが
作業の実演をおこない、真珠養殖を支えてきた
その姿を今に伝えてくれています。

2月の海での潜水作業。

「取りましたよ」と言わんばかりに
アコヤ貝を見せてくれます。

そして、再び潜ります。
海底にもぐってアコヤ貝を採取し、核入れした貝を
再び海底へと戻しているのです。

二人の海女さんの息の合った作業。

えっ、まだ潜りますか?

男の人は船を動かすだけですが…

最後は手まで振ってくれていますが、
早く身体を温めてと思います。
現在は養殖技術が発達し、
海女の必要性はなくなったそうですが、
真珠養殖を支えた海女の活躍を記念するために
実演を行っているのだそうです。

この日の気温が日中でも9度、
水温の方が1度高いようですが、大変なお仕事です。
見学はこの海女スタンドから見ることになります。
三重県鳥羽市鳥羽1-7-1
2016.2.6