まるみのあっちこっち巡り

ー33,000枚を超える写真とともに綴るお出かけブログー

ロックゲートとスカイツリー 運河船 荒川ロックゲート~小松川

2016-11-13 01:00:48 | お出かけ 東京


首都圏の水がめの一端を担っている荒川は、
埼玉県および東京都を流れ東京湾に注ぐ河川、
運河船は荒川へと向かいます。

荒川と旧中川は江東地区の地盤沈下のため
水位の差が最大3.1mに達することもあり、
長い間船舶の運航が出来ない状況となっていました。







そこで登場したのが荒川ロックゲートです。
水面の高さが違う2つの川のあいだを船が
通行出来るようにするための施設です。

水上交通が大震災時等に有効であるということから
改めて水路が見直されることになり、
閘門が作られることとなりました。







阪神大震災クラスの地震にも耐えるように
設計されているそうです。







少しずつ水位が上がっていきます。
しくみは扇橋閘門と同じで、川と川のあいだに水門をつくり、
水位を調節し、水面の高さを同じにして船を通します。







ロックゲートの完成によって、荒川と旧中川、小名木川、
そして隅田川が結ばれました(平成17年10月完成)

東京湾の平均的水位よりも低いというのは
コワイ感じもしますけれど…。







あとどのくらいの水位になったら
門がひらくのか水位上昇中と
表示されている場所に表示されます。







荒川ロックゲートの利用時間は8時45分から16時30分まで
利用料は無料なのだそうです。
見物されている方もいらっしゃるようです。







通過するのに20分はかかるようです。
やっと門が開いて運河船が荒川ロックゲートを潜ります。







荒川ロックゲートを振り返ってみます。

災害時に鉄道や道路が使えなくなったとき、
川を通して救援物質や復旧資材の運搬、
被災者の救出など災害復旧活動の支援が出来るようになるなど
地域の防災拠点として活躍することが期待されています。







運河船による2つのロックゲートと
江戸から続く水路探求ツアーは小松川で終了です。
案内人の方が乗船されているので、
お話を伺いながらの密度の濃い時間を過ごせました。







再び黄色いはとバスに乗車します。

東京都江東区・江戸川区

2016.10.23
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