まるみのあっちこっち巡り

ー33,000枚を超える写真とともに綴るお出かけブログー

ロックゲートとスカイツリー 運河船 隅田川~小名木川

2016-11-09 00:30:07 | お出かけ 東京



運河船は、東京を代表する川の隅田川へ。

隅田川にかかる清洲橋は、関東大震災の
震災復興事業として永代橋と共に計画された
「震災復興の華」とも呼ばれた優美なデザインと
当時としては最先端技術を駆使した橋です。







東京を代表する景色が広がる隅田川下りには、
個性豊かな船が運行中で、コースや潮位によって
運航する船が替わるのでどれに当たるかはお楽しみ。
あちらの船にも乗ってみたい







当時世界最美の橋と呼ばれたドイツの
ケルン市にあったヒンデンブルグ橋の大吊り橋を
モデルにしている清洲橋は、勝鬨橋・永代橋と
共に国の重要文化財にも指定されています。







様々な場所から東京スカイツリーを
撮影することができるコースでもありました。







隅田川と小名木川に隣接し、四季折々の水辺の風景を楽しめるのが、
江東区芭蕉庵史跡展望庭園で、往時を偲ぶことができます。
芭蕉記念館へ行った時に寄ったことがありますが、
大変眺めの良い場所でおススメです。

芭蕉翁像は、午後5時になると隅田川に向かって像が回転、
像はライトアップされるのです。







運河船は小名木川(おなぎがわ)へと入ってきました。
東京都江東区を流れる人工河川です。

徳川家康は、江戸城を居城にする際に兵糧としての
塩の確保のため行徳塩田に目を付け、
小名木四郎兵衛に命じて、行徳までの運河を
開削させたのが始まりだそうです。

運河の開削によって経路が大幅に短縮されました。
幕府開闢前に命じたことですから
家康公の用意周到さには
恐れ入りましたと思うのです。







新小名木川水門を潜り抜けました。
地盤沈下が激しくゼロメートル地帯の
顕著な地域のため水位を1m下げているのです。







船に乗っていると手を振ってくれる
街の人々がとても多いのです。
他の乗り物ではこうはいきませんよ。
船旅はいいなぁと思う瞬間です。

東京都江東区

2016.10.23
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