周囲を山並みに囲まれた岐阜県高山市は、
宮川の東側に碁盤目状の道筋を残し、
格子造りや白壁土蔵の古くて美しい家並みが連なる
山の古都で、“飛騨の小京都”とも言われています。
早速ですが、ぶらり旅にはつきものの食べ歩き。
鍜治橋近くにある高山名物!
「二四三屋」さんのお団子を1本。
醤油の香ばしい香りに引き付けられてしまいます。
やはりお団子は、昔ながらのこのタイプ。
朝食を食べたばかりというのにこれは別腹ですね。
1本80円、高山へ行ったらご賞味ください。
その宮川に架かる橋の一つである鍛冶橋には、
手長・足長という奇妙な銅像があります。
出雲神話の登場人物・足名稚(アシナヅチ)と
手名稚(テナヅチ)がモデルだそうです。
これら2体の像は、高山祭屋台のひとつ
「恵比須台」に飾られている彫刻を
銅像にしたものです。
高山祭は、日本三大曳山祭りの一つで、
豪華絢爛な屋台が春と秋に市中を巡ります。
また、朝市も日本を代表するもので、
日本三大朝市の一つに数えられています。
その歴史は、江戸時代に始まり、米市、花市など
それぞれの市として行われていたものが明治に入り、
野菜が並べられるようになると朝市として
賑わうにようになったのだそうです。
朝の6時から昼まで開催されている朝市。
高山名産の赤カブと白カブの漬物を購入しました。
“さるぼぼ”という赤い顔したサルのお守りも有名です。
初めて高山を訪れたときには購入しましたよ。
高山市を訪れたのは、5回目になるでしょうか。
これで春夏秋冬訪れたことになります。
夏の暑さはあまりに厳しく、夏の国内旅行を
やめるきっかけになるほど忘れられない旅となりました。
日本で最も広い市町村である高山市の面積は、
東京都とほぼ同じ、香川県や大阪府よりも広いです。
2017年10月1日の推計人口は、87,635人。
奥飛騨温泉郷のような秘境も高山市ですから
当然ですが、人口密度は低いです。
国選定重要伝統的建造物群保存地区に指定されている
古くて美しい町家が軒を連ねる高山を象徴する街並みは、
古雅な趣が色濃く、昔の面影を留めています。
高山陣屋、三町筋、日下部民芸館、吉島家住宅、
飛騨民俗村など主な見どころは訪れたことはあるので、
寒いし、カフェでブレイクしようと思います。
はとバスツアーのフリータイムは100分。
見学場所は絞って、有意義に過ごしましょう。
岐阜県高山市
2017.12.24