クリスマスイブの翌週も「はとバス」に乗車。
年末特別企画と題した5日間のみのツアーで、
「今年頑張った自分へのご褒美ツアー」への参加です。
東京ステーションホテルのフルコースランチなど
企画内容が良かったので参加を即決しました。
東京駅丸の内南口を午前10時40分スタート
最初に向かったのが、オフィスビルが立ち並ぶ都心に
「東京のお伊勢さま」と称されている東京大神宮。
駐車場はないのでこちらから歩きますが、
縁結びに御利益のある神社としても知られ、
良縁を願う女性がこの辺りから並ぶのは珍しくなく、
何しろ都内一ご利益があるとか
年納の参拝をしておきましょう。
江戸時代、伊勢神宮への参拝は
人々の生涯かけての願いでした。
時は明治に入り、明治天皇のご裁断を仰ぎ、
東京における伊勢神宮の遥拝殿として、
天照皇大神・豊受大神を主祭神とし、
明治13年に創建された東京大神宮。
お守りなどを求める女性の姿が目立ちますね。
おみくじも恋愛ものなので、
血液型みくじを引いてみました。
「心を正しくすれば 世に出 幸せを得る
悪心あれば事成らず ただ神仏に念じ
自分に恥じない 日々を尽くせば
前途は明るい」とか。
神前結婚式の歴史は、明治33年、
当時の皇太子殿下(後の大正天皇)と
九条節子さまの御結婚の礼に始まるそうですが、
一般の人々に向けた神前結婚式を創始し、
普及に力を注いできたのが東京大神宮。
家庭で行うのが通例だった結婚式、
神聖な儀式を行うのは、画期的なできごとで、
人々の関心を集めたといいます。
夏目漱石の『行人』に東京大神宮での
結婚式の様子が克明に描かれているとか、
久し振りに漱石の小説を読んでみましょうか。
東京都千代田区富士見町
2017.12.30