青森県は、歴史的、気候的、風土的に見れば、
津軽と南部という2つの異なる地域で成り立ち、
豊かな文化が息づくことがわかります。
津軽は江戸時代に津軽氏が支配した地域、
南部は南部氏が支配した地域で、
戦国時代末に津軽為信が南部氏から
独立したことに端を発し、異なる支配が
江戸末期まで続いたことが遠因とも。
南部氏の支配した下北地方と津軽地方は
どのように異なるのか気になります。
ガイドさんの話に耳を傾けながら
車窓の「かかしロード280」を眺めます。
青森県今別町には、青函トンネルの本州側の入口を
間近に見られる場所があり、展望台もあるとか。
マイカーの旅なら立ち寄りますが・・・。
バスの車窓から
ここから全長53.85kmの世界最長の海底トンネルで
北の大地北海道と結ばれています。
源義経は奥州平泉の衣川で自刃したとか。
しかし、源頼朝に追われ、龍飛崎まで逃げて
荒れ狂う海を前に観音像に祈ると、
3頭の龍馬が現れ、海峡を渡ることができたという
伝説が残る龍馬山義経寺もあります。
旅に出ると数多くの義経伝説を聞くことになりますが、
伝説が生まれ、多くの物語が作られた義経。
ここでも義経は愛されていたのですね。
青森県青森市・今別町・外ヶ浜町
2022.9.13