‘06/09/25の朝刊記事から
サハリン2承認取り消し
ロシア外相も支持
【モスクワ23日藤盛一朗】
ロシアのラブロフ外相は23日、日欧企業が進める石油・天然ガス開発「サハリン2」の事業計画承認をロシア天然資源省が取り消した問題について、「環境面で(開発者側に)多くの違反があった」と延べ、承認取り消しを支持する認識を示した。
国連総会出席中の米ニューヨークで記者団に語った。
ラブロフ外相は「ロシアが望んでいるのはサハリン2の開発者が(環境保護の)義務を果たし、違反をしないことだ」と強調。
さらに「事業費見通しが当初の二倍に増えている。費用が高騰すればするほど、ロシアが(生産物分与協定に基づいて)利益を手にするのが遅くなる」と述べ、エリツィン前政権時代に発効した生産物分与協定の見直しに傾くプーチン政権の姿勢を代弁した。
サハリン2承認取り消し
ロシア外相も支持
【モスクワ23日藤盛一朗】
ロシアのラブロフ外相は23日、日欧企業が進める石油・天然ガス開発「サハリン2」の事業計画承認をロシア天然資源省が取り消した問題について、「環境面で(開発者側に)多くの違反があった」と延べ、承認取り消しを支持する認識を示した。
国連総会出席中の米ニューヨークで記者団に語った。
ラブロフ外相は「ロシアが望んでいるのはサハリン2の開発者が(環境保護の)義務を果たし、違反をしないことだ」と強調。
さらに「事業費見通しが当初の二倍に増えている。費用が高騰すればするほど、ロシアが(生産物分与協定に基づいて)利益を手にするのが遅くなる」と述べ、エリツィン前政権時代に発効した生産物分与協定の見直しに傾くプーチン政権の姿勢を代弁した。