‘06/11/04の朝刊記事から
台湾総統夫人を起訴
機密費横領で陳氏自身も共犯
【台北3日共同】
台湾の陳水扁総統(55)の呉淑珍夫人(54)らが多額の機密費を流用し、私的な買い物などに使っていたとして、台北地検は3日、呉夫人を横領罪などで、馬永成・前副秘書長(41)ら総統府関係者3人を文書偽造罪などでそれぞれ起訴した。
3日の夕刊紙、聯合晩報は、陳総統も共犯だが、憲法で不起訴特権があるため退任後に起訴されると伝えた。
検察当局が総統一家の横領を認定したことで、腐敗を理由に辞任を求められてきた陳総統はさらに窮地に追い込まれた。
陳水扁総統周辺の疑惑
陳総統の側近や家族をめぐる疑惑が相次いで発覚。
元総統府副秘書長が韓国のカジノで賭博をしている写真が昨年10月に暴露された。
台北地検は今年5月、陳総統の娘婿の医師を証券取引法違反(インサイダー取引)で拘束。
医師は証券会社幹部から土地開発会社の株が値上がりするとの内部情報から不当な利益を得たとして懲役8年を求刑された。(台北、共同)
台湾総統夫人を起訴
機密費横領で陳氏自身も共犯
【台北3日共同】
台湾の陳水扁総統(55)の呉淑珍夫人(54)らが多額の機密費を流用し、私的な買い物などに使っていたとして、台北地検は3日、呉夫人を横領罪などで、馬永成・前副秘書長(41)ら総統府関係者3人を文書偽造罪などでそれぞれ起訴した。
3日の夕刊紙、聯合晩報は、陳総統も共犯だが、憲法で不起訴特権があるため退任後に起訴されると伝えた。
検察当局が総統一家の横領を認定したことで、腐敗を理由に辞任を求められてきた陳総統はさらに窮地に追い込まれた。
陳水扁総統周辺の疑惑
陳総統の側近や家族をめぐる疑惑が相次いで発覚。
元総統府副秘書長が韓国のカジノで賭博をしている写真が昨年10月に暴露された。
台北地検は今年5月、陳総統の娘婿の医師を証券取引法違反(インサイダー取引)で拘束。
医師は証券会社幹部から土地開発会社の株が値上がりするとの内部情報から不当な利益を得たとして懲役8年を求刑された。(台北、共同)