
Kodak DC4800
'07/08/22の朝刊記事から
中華航空機 燃料配管破断か
つり下げ部 分解調査へ
那覇空港の中華航空機炎上事故は、右主翼にエンジンをつり下げる「パイロン」内部の燃料配管に破断などのトラブルが生じて燃料が大量に流出し、エンジンの熱で発火したとみられることが21日、国土交通省航空・鉄道事故調査委員会などの調べで分かった。
配管に何らかの外的な力が働いたり、エンジンの荷重がかかりやすい箇所のため金属疲労などで破断したりした可能性があり、米国の調査チームが到着する22日以降、パイロンを分解し内部の配管の状態を詳しく調べる。
21日、記者会見した事故調査委の台木一成首席調査官は「燃料がどの部分から漏れたのか、関心がある」と述べた。
運輸安全委員会(NTSB)や機体メーカーのボーイング社、エンジン製造にかかわったゼネラル・エレクトリック社などで構成される米調査チームと協力し、本格的な原因究明に着手する方針。