’08/03/03の朝刊記事から
米兵が事務所侵入 沖縄
容疑で逮捕 外出禁止中、柵越え
沖縄署は2日、沖縄市内の事務所に侵入したとして、建造物侵入の疑いで米空軍嘉手納基地所属の上等兵ウェスリー・タフト容疑者(21)を逮捕した。容疑を認めているという。
女子中学生暴行事件を受け、在沖縄米軍は先月20日から無期限で、全軍人・軍属に基地からの外出を原則禁止しているが、タフト容疑者は嘉手納基地近くのキャンプ・シールズからフェンスを乗り越え外に出たという。沖縄では1日にも嘉手納基地に住む軍属が覚せい剤取締法違反(使用)で逮捕されたばかり。
調べでは、タフト容疑者は2日午前6時40分ごろ、沖縄市知花の沖縄県建設業協会中部支部で事務所のガラス戸を壊し、侵入した疑い。呼気からはアルコールが検出されており、酒に酔っていたとみられる。
警報器が作動して駆けつけた警備員が110番。約1時間後、現場から約200メートル離れた地点で鉄パイプを持った同容疑者を沖縄署員が発見した。