‘08/06/23の朝刊記事から
消費期限も改ざんか
飛騨牛偽装 元工場長が証言
岐阜県養老町の食肉卸販売業「丸明」が、他県産や質が劣る牛肉をブランド和牛「飛騨牛」として販売したとされる問題で、同社が社長の指示で飛騨牛など牛肉の加工日を偽り、消費期限を先延ばしにしていた疑いがあることが22日、同社元工場長の証言で分かった。
また同社従業員らによると、吉田明一社長はほかの牛肉を飛騨牛に混ぜるよう指示していたことを否定していたが、21日夜に同社に集まった従業員らに対し「確かに指示した」と認めたという。
岐阜県はブランド偽装の件で、日本農林規格(JAS)法違反の疑いがあるとして、23日午前に同社養老店(同県養老町)など県内の直営店3店舗を立ち入り調査する。