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'07/08/29の朝刊記事から
タリバン人質解放合意 双方メンツ保つ
韓国「譲歩せず」原則維持
【カブール２８日共同】アフガニスタン旧政権タリバンによる韓国人拉致・殺害事件は、残る１９人の人質全員の開放で合意し、４０日ぶりに解決へ大きく前進した。
カルザイ大統領がタリバンの要求するメンバーの釈放を一貫して拒絶し、事件が長期化する中、タリバン側はアフガンからの韓国軍の年内撤退と、国内でのキリスト教宣教活動中止を「成果」とみなし、メンツを維持する形で最終的に妥協した。
韓国人拉致・殺害事件
短期のボランティア目的でアフガニスタンを訪れた韓国人２３人が７月１９日、バスで移動中、東部ガズニ州で武装集団に襲われ拉致された。
旧政権タリバンが犯行を認め、アフガン政府に対し、拘束中の仲間の釈放を要求。
タリバン側はこれまでリーダーの牧師を含む男性２人を殺害、８月１３日には女性２人を解放した。
残る１９人は依然監禁され、タリバン側は韓国政府との直接交渉を続けていた。
アフガンのカルザイ大統領はタリバン側の要求に応じないと言明している。
