坂東33箇所霊場第20番札所・独鈷山西明寺。
笑い閻魔を詣で、
鎌倉時代作の仏像群を詣で、境内を出ました。
杉木立の参道。
のどかな風景。
午前10時前、益子駅に戻りました。
西明寺城? 今回はパス・・・。
次の目的地は、やぶ蚊の大群の前に退却を余儀なくされた笠間城です。
出発地の益子から目的地の笠間までは、直線距離で約30kmほど。
県境を挟んで隣同士なので、サクっと行きたいところ。
しかし益子から笠間までの交通機関は、1日1本のバスのみ。
バスの時刻までは相当時間があるので、下館駅経由で向かうしかありません。
移動距離は約60kmと、ほぼ倍になります。
この日は「ときわ路パス」先生がご一緒なので、なんのためらいもなく鉄道に乗るんですけどね。
「SLもおか号 乗車90万人達成」ですか・・・今回の旅では乗らないでしょうね。
今度の列車は、10時04分発 真岡鐡道真岡線 普通列車 下館行きです。
ちなみにSLは15時01分発・・・今回は乗れませんね。
朝に乗車したものと同じモオカ14形気動車がやってきました。
列車は、定刻どおりに益子駅を発ちました。
益子から2駅、西田井駅。
味のある木造の駅舎です。
SLを模した真岡駅の駅舎。
久下田駅で下り列車と行き違い。
真岡鐡道は、個性的な駅舎が多いですね。
「ぐち」しか見えませんが、久下田駅の隣駅・ひぐち駅です。
漢字で書くと「樋口」なのですが、埼玉県の秩父鉄道にも樋口駅があるため、混同を防ぐためにひらがな表記にしているのだそうです。
ひぐち駅の次は、折本駅。
下りのSLもおかが入線しています!
SLもおかは年末年始を除く土日祝日に運行し、起点の下館駅と終点の茂木駅を1往復します。
停車駅は普通列車よりも少ないのですが、下館・益子間で比較すると普通列車よりも10分ほど多くかかります。
観光列車のため、各駅の停車時間が長いからでしょう。
上りの普通列車が先に発車しました。
振り返ると、折本駅に停車中のSLがものすごい勢いで蒸気を立てていました。
下館二高前駅を過ぎ、
JR水戸線が見えてきたら、そろそろ終着です。
10時49分、定刻どおり下館駅に到着しました。
下館駅で、JR水戸線にお乗り換えです。
今度の電車は、11時03分発 常磐線直通 普通電車 勝田行きです。
発車時刻まで少々時間があるので、
駅の外に出てみました。
駅舎には5枚のステンドグラスが埋め込まれていて、しゃれたデザインですね。
駅舎前の裸婦像は・・・???
さてこの日は手持ちのお茶だけでここまで来ましたが、そろそろ食べ物を口にしたい頃合い。
待ち時間で飲食店を探して食事することはできそうにないので、駅に隣接するNEW DAYSで・・・
朝食!・・・・・・う~ん、ショボイ。
ですがこれから訪れる笠間城は山城。
ある程度のエネルギーは摂取しておかなければならず、贅沢は言ってられないのです。
少々残念な朝食をとって数分後、電車がやって来ました。
残念といえば、この日の車窓。
曇天のため、筑波山が全く見えないのです。
なんらかの湿地帯?
調べてみると、大池という農業用のため池なんだそうです。
大池からほどなく、大和駅に到着。
奈良県(大和国)でも、神奈川県(大和市)でもない、茨城県の大和駅です。
のどかな風景ですが、筑波山にお目にかかれないまま・・・
11時32分、笠間駅に到着しました。
【今回の乗車記録】
真岡鐡道 益子駅 1番線 10時04分発
■真岡線 普通 下館行き 1両ワンマン
下館駅 1番線 10時49分着
JR東日本 下館駅 2番線 11時03分発
■水戸線 普通 常磐線直通 勝田行き 5両
笠間駅 1番線 11時32分着
*所要時間 1時間28分 (移動時間 1時間14分 乗換時間 14分)
*移動距離 52.2km
*運賃 ときわ路パス使用(使用しない場合、1,256円(真岡鐡道 760円、JR線IC運賃 496円))
笠間駅の外へ。
駅を出て右にある観光案内所から、笠間城の登城は始まります。
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