ベッラのブログ   soprano lirico spinto Bella Cantabile  ♪ ♫

時事問題を中心にブログを書く日々です。
イタリアオペラのソプラノで趣味は読書(歴女のハシクレ)です。日本が大好き。

浅田真央選手、ラフマニノフ「鐘」の劇的表現!

2009年12月28日 | スポーツ
 「曲目を変える気はない」と真央ちゃんは頑固一徹?だったけれど、ここまで表現の幅を広げるとは思ってもいなかった・・・オペラ歌手でいえば、レッジェーロの可憐な娘役専門の声のソプラノが「アイーダ」のようなオケと対峙するような劇的な歌をガラリと声を変えて歌ったようなものだから。

やはり歌とスポーツは違うのかも・・・私の考えではカラスやステッラが歌った「シチリアの夕べの祈り」のエレナ公女の繊細かつ強大な声を、軽い声のソプラノが歌うような無茶を、と思ったのだけど・・・浅田真央は自分の表現の幅を今までの延長線上だけではなく、ガラリと豹変させた、それほど彼女は考え抜いたのだろう、コーチのタラソワはロシア大会に出席のため、ほとんどレッスンはなかったという中で、自分で切り開いた意地の勝利、見事!素晴らしい!!

ただ、オペラではこれは無理で、軽い声の人が重い声のレパートリーを歌うと、喉そのものがポリープになったり、声の艶を失ったりして、本来のレパートリーも歌えなくなるし、かつてリッチャレッリが「アイーダ」など重い声のオペラを歌ったときなど「骨粗鬆症」の声、と言われたものだった・・・。

私もいらん心配をしたものでした。真央ちゃんごめんなさい。
それにしても、執念というのは不可能を可能にするほどのことがあるのか、浅田真央という稀有な才能だからこそ、可能だったのかも知れませんが。

浅田選手、鈴木選手、そして安藤選手がオリンピック出場を決めましたが、あとひとり、中野選手を、と熱望する声も多かったでしょう。
日本の層は厚いのですね。

中野選手は清楚で確実性があり、良かったのですが、前回に続き今回も、気の毒でなりません。あとひとり出場枠があったら、と残念です。

男子は高橋選手はやはり違いますね。私は織田選手が苦手なので・・・上手下手でなく、苦手なんです。織田選手のファンさま、ごめんなさい。
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くったくた~、老親介護奮戦記

2009年12月28日 | 生活・介護
 土曜の夜は、しゃべりっぱなしの父、そして日曜の夜は「家に帰る!」と外へ出て行こうとする、靴はかくしているけれど。
「ここが家よ」と言うと「ちがう!ここは田舎のオッサンの家や」・・・笑いたくなるけれど、酸素吸入のカニューラを投げ捨て、出て行こうとするのを力づくで抑え、強引にカニューラをはめさせる、今度は入歯を出す、これも消毒して父の口に入れる・・・私も最初は怒っていたけれど、ちょっと感情が落ち着くと優しく言葉をかける、それが私をも落ち着かせることになるから。

今はすっかり落ち着いて夜中だけれどテレビ録画の「サンデープロジェクト」を見ています。

こうして土日は「くったくた~」で過ごし、怒りを通り越して笑いが・・・。
鳩山のほうがよほどイライラするけれど。

体力・胆力勝負です。あ~あ、おもいきりぐっすり眠りたい。
平沼さんの動画を見る、12月21日の小沢の糾弾の演説で「行かなきゃならない!」と言っている70歳の平沼さんの姿が岳飛に見える。大変な歓声と拍手、しかし、脳梗塞の後遺症で声がかすれていて痛々しい。
若いのは何してるんだ!!全くもう~!!!

サンデープロジェクトで亀井さんが鳩山のフォローをしている、また中国の「習キンピラ(近平)」を「皇太子にあたる人」とヨイショしている。このジイサン、モウロクしたか!さっぱりわからない。

今日は2階を掃除、やはり物が多すぎて・・・やはり捨てなきゃいけない。
捨てるって大変!
年賀状も書いて出したし・・・オール手書き、全く時代遅れもはなはだしい!



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