北朝鮮有事へ備え急ぐ=NSCで警戒強化確認―政府
時事通信 4/13(木) 17:16配信
政府は13日、国家安全保障会議(NSC)を首相官邸で開き、核実験や弾道ミサイル発射を繰り返す北朝鮮をめぐる情勢の緊迫化を受け、さらなる挑発行為もあるとみて警戒・監視に万全を期す方針を確認した。
トランプ米政権が軍事行動も辞さない構えを示していることから、政府は安全保障関連法に基づく集団的自衛権行使を迫られる事態も視野に入れ、有事への備えを急ぐ。
安倍晋三首相は同日の参院外交防衛委員会で、「サリンを弾頭に付けて着弾させる能力を北朝鮮は保有している可能性がある」との見方を示すとともに、「日米同盟の抑止力、対処力の強化を図ることが重要だ」と強調した。菅義偉官房長官もNSC後の記者会見で「北朝鮮は化学兵器を生産できる複数の施設を維持し、既に相当量の化学兵器を保有しているとみられている」と指摘した。
米国は朝鮮半島近海へ空母を急派するなど緊張が高まっている。仮に米国が軍事攻撃に踏み切った場合、北朝鮮は米国や同盟国である日本に反撃する可能性がある。日本の領域が直接攻撃を受けていなくても、安保法で定める「存立危機事態」と認定すれば、集団的自衛権を行使して米艦防護や米国に向け発射されたミサイルの迎撃を行うことができる。
存立危機事態に至らなくても、朝鮮半島有事を安保法上の「重要影響事態」と判断すれば、自衛隊による米軍の後方支援が可能となる。米軍から要請がある場合にどのような支援が可能かを慎重に検討し、共同訓練などを通じて日米の連携を強化していく方針だ。
★ また北朝鮮はサリンミサイルも・・・
北朝鮮への圧力強化=安倍首相、サリン弾頭化の能力指摘
時事通信 4/13(木) 12:47配信
安倍晋三首相は13日の参院外交防衛委員会で、核・ミサイル開発を続ける北朝鮮について、「今のまま国際社会への挑戦を続けていけば、北朝鮮には未来がないということを理解させなければならない」と述べ、米国や韓国と緊密に連携して圧力を強化していく考えを示した。
その上で、「チャンスをとらえて圧力をかけながら対話を行っていく」とも語った。
首相はまた、「サリンを弾頭に付けて着弾させる能力を既に北朝鮮は保有している可能性がある」との見方を示した。浅田均(日本維新の会)、アントニオ猪木(無所属クラブ)両氏への答弁。
★ 参考動画
【宇都隆史】平時か有事か?シリア空爆が突き付けた邦人保護問題[桜H29/4/13]
【青山繁晴】追い詰められた金正恩は亡命の可能性大!世界情勢青山繁晴が徹底解説!
★ 今、テレビでプライムニュースを放映しています。キッシンジャー氏独占取材「シリア攻撃」と「北朝鮮」という内容です。
これもyoutubeでUPされます。