★ この会は若くて美しいIさまという友人が誘って下さった。
ところが台風で交通機関の問題からIさまは参加ができず、私もどうしょうかと思いながらも川の水位を見ながら躊躇していた。
でも遅れてしまったが、参加した。
会場に入るとものすごい音量で主会場のホテルの宣伝映像を流していた。
耳に耐えられぬ音量だった。しかし周囲の方々は姿勢を正し、何の表情もなく礼をまもられていた。
しかし私は音楽家である。こんな暴力的といえる音量から耳を護る為、耳を手で覆った。
それから近くのホテルマンを呼んで「我慢できない音量です。下げて頂きたいのですが」とお願いした。
ホテルマンはすぐに交渉していたように見えたが、音量はほとんど変わらずだった。
長々と続く宣伝の映像も見ず、窓から外の景色を見ていた。
そして耳は覆ったままだった。(これが無礼にあたるといわれるなら私は帰る!と思った。)
やっと終わって、講師の講演が始まった。
1、南出喜久治氏「日本弁護士連合会(日弁連)は『ナチ弁連』である」
2、杉田水脈氏 「国際情報戦への反撃~国連発表の報告」
3、大野善也氏 「ヘレン・ミアーズの『アメリカの鏡・日本』を見て」
各公演は後に動画になるので、その時に転載したい。
私はバッグの中のボールペンを探したが、見当たらない。いつも準備しているのに・・・。
メモをあきらめて講演に聴き入った。
それぞれの感想は動画が出来た時に記したい。
3番目に講演された大野善也氏は90歳、お話の内容は日本海軍艦上爆撃機パイロットとしての激戦の様子だった。
しかしお話をすすめられるうちに、『レイテ』という地名が出てきた。
同僚を失われたことのところは顔を覆われ、しばらく言葉が止った。
私は我慢したが涙が溢れ、人前であるに関わらず泣いてしまった。この時、泣いていたのは私ひとりで恥ずかしく、
でもどうしょうもないほど涙があふれてくる。
終わってから大野氏の席に行った。(この時はもう落ち着いていたので)
杉田水脈先生にご挨拶をし、しばらくお話したあと、大野氏に声をかけた。
大野氏はさっきの講演で「戦友を失ったこと以外はお話しています」と再び声をつまらせていらっしゃったが、
きっと自責の念にかられてのお苦しみだろうと思った。
「よくお帰りになられました。よく帰ってきてくださった・・・」とやっとのことで言ったら不覚にも涙が溢れた。
私は人前では泣かない。
どんな時も我慢している。しかしこの時は止めようがなかった。
帰り際もご挨拶に行き、私の父も『レイテ』の激戦にいたことなどを簡単にお話した。
お名刺を下さった。
今、お名刺を整理しようとしてよく見ると「ペンネーム 大野徳兵衛」と脇に書いてある。
検索した結果「トンボの目」という著書を出されていることを知った。
動画を探したら「たかすぎしんさく」さまが約48分のyoutbeを作成されていたのでそれをUPする。
戦争体験記 「大空を誇り高く」 元日本海軍パイロットの「証言」
昨夜、私は父の夢を見た・・・。私を見ると微笑んでいた。
★ 「ヘレン・ミアーズ著『アメリカの鏡・日本』」を検索、レビューがありました。
・ネットを検索していて本書を見つけて気になって読んでみた本ですが、終戦直後に当事者の中で
これだけ冷静に客観的に状況を分析した人がいたことが驚きでした。
この本の翻訳に携わった伊藤 延司さんが翻訳中に泣いた気持ちがわかりました。 僕の場合は、怒りがこみ
あげてきてしまいましたが、でも読み進めて行くほど冷静になっていきました。 著者が本当に冷静に客観的
に見つめて書いているからだと思います。
先の大戦〜終戦・GHQ統治に到る一連の流れを大国間のパワー・ポリテックスの観点から冷静に分析されています。
日本の工業生産力がアメリカの10分の1程度で海外に原料を依存しており戦争を継続できる状態で無く。
経済封鎖しなければ戦争を回避できたかも知れないこと。 アメリカ国内でも市民にたいする戦意高揚のプロパガンダ
が行われておりそのために相手の実像を見誤った可能性があること、実際の戦況は硫黄島・沖縄の戦闘以前に
決着しており、海上封鎖だけで日本と講和可能であり多くの人命を救えた可能性がある事等、したがって
日本本土への空襲も原爆投下も必要なかったこと。
東京裁判で同じ植民地主義を実践していた勝者が敗者を裁く矛盾・アメリカン・ウェイでのGHQ統治のあり方に対する
鋭い指摘があり、当時、日本語版が発禁になるのも無理からぬことと思います。
この本は、アメリカのためにアメリカは本当に正しいのかこのままでよいのかと問いかけています。
残念ながら、原書はすでに絶版となっているようですが、
その後の推移を見れば、日本は戦後60年間なんとか平和の中にありますが、かの国は、戦争中毒と
揶揄される状態から抜け出せないようです。
しかし、いくら平和と唱えても、歴史に学ばなければ同じ失敗を繰り返すだけです。
今まさにこの本が読まれる時が来たと思います。 より多くの方に読んで頂きたい本です。
・レビュー対象商品: アメリカの鏡・日本 新版 (単行本)
東京裁判を見直す。日本の戦争について再評価を試みる。
この様なテーマを扱った本は最近では珍しくはありません。
しかし、本書は終戦直後の1948年、アメリカ人女性によって書かれているのです。
その前提で本書を読み進めると非常に刺激的で、強い衝撃を受ける事でしょう。
太平洋戦争に於いて文明の敵とまで言われた日本が、アメリカによって開国
させられるまでの長い歴史の中で、殆ど外国に戦争をしかけてこなかった事。
開国後は自らが植民地にならない様、懸命に先進国に学び、欧米同様に
軍事力を増強した、言わば欧米にとっての優等生であった事。
それらを、きつい皮肉をこめた言葉で語り、米国と日本のどこが違うのか?
と、問い詰めてきます。当時の米国人がこれを読んでどれほど不快な気持ちに
なったかと想像すると少し気の毒にすら感じてしまいます(笑)
内容については同テーマを扱った本の中でも最も辛辣だと思います。
是非、ご一読をお勧めします。(以上)

・・・絵はBera Channelさま
Ⅰさんの同伴は次回のお楽しみに。
90歳のご高齢でも聴衆の前で講演出来るのは素晴らしい。
100歳までもご健勝でと思わずに居られない。
松沢氏、次世代離脱ニュースが。
良かったじゃないですか、いまいち信用し難い人物という印象でした。
中山さんの方が人望がある。
敵前逃亡かなー。
その程度のことで離党するようなヤツはお払い箱が当然。
中山党首、いいですね。
櫻井良子さんの様に一見物腰柔らかく話すけど筋が通って毅然としてる。
何とか次世代が注目されるといいなー。
自民も安倍さんの無風当選。
野田聖子は「無風選挙は良く無い、誰か出ろ」と妄言を。
自分じゃ20人の推薦を集められない癖に外野が偉そうに、と思ってしまった。
もっとアホ臭いのが朴大統領。
何も考えてないんだろうな。
脳味噌が半人前なんだろうなー。
大野さんの涙の訳、戦地からの帰還者の方の多くは戦死者に対する申し訳ない気持ちを持ち合わせてると聞きました。
ベッラさんの「よくぞ生還されて」、の言葉に救われて感激したんだと思う。
帰宅できなくなることを思いながら、「やはりやめようか」と思って迷っていました。
遅れて会場のアパホテルに着いたのですが、もう始まっているはずなのにずっと超大音量で耳がおかしくなるような音量には困りました。
みなさんアパの会長さんに敬意を表して何もおっしゃらずずっと我慢されているのだなあって思いながら、わたしひとり文句を言い、耳を覆っていました。
もう盆踊りとパチンコの十倍、いえ20倍もの音です。
受付にいて名前を言う時も聴こえないのです。
ホテルマンに「音量下げて」とお願いしている声も聴こえないようでジェスチャー入りでやっと伝えました。
でもあとのお返事はナシ、音量も変わらず。
また動画ができればUPしたいと思います。
私の友人であるI 嬢は「もしいっしょに行っていれば共に号泣したのに」って連絡を下さいました。
「次世代の党」は少数精鋭、今日は犬伏大田区議員に
ツイートしました。(いつもしているのですよ。)
rimrom789フィガロさん、「よくぞ生還されて」というのは、後の世に生まれ、やはり日本を愛する私の心からの言葉です。
ご推察を感謝します。・・・また涙、・・・