テレビ朝日の「エースをねらえ」が好調とか。私も喜んで見てますが、現代でもスポ根が受けるというと結構安心します。最近の人はもっとしらけてるのかと思ってたので。
私が小学生の頃は、テレビ番組というともうアニメと言わず実写と言わずスポ根ばっかりでした。野球では巨人の星、男ドアホウ甲子園(パソコンでは“男ドア方向支援”と変換されました…)、アパッチ野球軍、侍ジャイアンツ、ガッツジュン、サッカーでは赤き血のイレブン、テニスだとエースをねらえ、決めろスマッシュ、バレーボールではアタッチュNo.1、サインはV、ミュンヘンへの道、格闘系だとあしたのジョー、柔道一直線、空手バカ一代、キックの鬼、紅三四郎、アニマル1、柔道賛歌、タイガーマスク(これはスポ根か?)、剣道一本(これは三浦友和主演だったような…)とか。体操物の決めろフィニッシュ、水泳物の金メダルへのターン、ボーリングの美しきチャレンジャーなどの色物もありました。ちなみに、うちの妻は子供の頃真剣に“飛び魚ターン”を練習したけど挫折したそうです。そのまま30年間継続していれば、今ごろ有名人になったでしょうに惜しい事をしたものです。まぁその場合は結婚して無いでしょうが。
なお、新聞のテレビ欄では、テレビ埼玉の夕方6時半はちょっと前まで「侍G」と書いてあり、今は「ドカ」と書いてます。多分どの番組の事をいってるのかはわかるのですが、こういう省略はありなのでしょうか?
で、私がやってた卓球とかバドミントンとかはアニメになってませんし、他にはバスケも「スラムダンク」までなかったようだし、ハンドボールとかラクビーとかアメフトとかもなかったですよね? もしかしてマイナーな漫画ではあったのかもしれませんが、見たことないのが陸上競技。たとえば砲丸投げでは「魔球」とかが作りにくいのが問題でしょうか? マラソンでも「必殺技!釈迦の仏壇がえし!」とかは作れないでしょうし。(アタリマエカ?)
スポ根といえば思い出すのが中島らも氏。芝居の舞台で使ったスッポンを、公演の終了後に家に持ってきて水槽で飼育し、そのうち大きくなったら食べようと思ってたのが名前を付けてしまったら情が移って食べられなくなったとか。ちなみに名前は「コンタロウ」で、「スッポンのコンタロウ」略して「スポコン」だったそうです。
そういう事で、私の子どもの頃のテレビ番組といえばヒーロー物か、スポ根か、魔法使いで大体話は終わりますが、動物ものというのもありましたな。好きだったのは、木之内みどり主演の「名犬リンチンチン」でした。(ウソつけ!)