今日のひとネタ

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フジテレビは中国公安当局を訴えるべきである

2008年08月31日 | ニュースに一言
 皆さん「33分探偵」はご存知でしょうか。土曜の夜にフジテレビで放送されている堂本剛氏主演のドラマです。探偵ものとはいえ、明らかに犯人が分かっていたり冒頭で既に自白しているような事件を番組の時間枠を埋めるためだけに、堂本氏扮する迷探偵が「犯人は別にいる」と言い出して無茶な論理を展開するというもの。

 探偵の推理がどれも行き詰まった結果、冒頭から自白している人に向かって「犯人は…あなただったんですね」と言うと「…だから最初から言ってるじゃないですか!」というのが毎回のオチ。ま、番組の企画自体はすごく面白そうなのですが、実際見てみるとイマイチというのが特徴となっています。(昨日のはまぁまぁ面白かったですけど)

 ところで、以前中国のテーマパークがディズニーキャラクターやドラエモンをパクったというニュースがあったのをご記憶でしょうか。中国が著作権を侵害することには今更驚きませんが、なんと今回はこの「33分探偵」をパクったようです。

 何かというともちろん中国製冷凍ギョーザの中毒事件のこと。ニュースで報じられてますが、中国公安当局は製造元の「天洋食品廠公司」の製造過程で農薬成分が故意に混入された内部犯行の可能性が高いとみて真相解明に動き出したのだとか。

 これについては日本の捜査当局から日本国民みんな「だから最初からそうだって言ってるじゃないですか!」と突っ込んでることでしょう。そもそも「袋の外側から農薬を吹き付けても浸透する」とかいう実験データまで出して強行に主張してたの誰?

 これは「33分探偵」の珍推理の上を行ってます。しかし、パクリはパクリとして素直に認めましょう。責任を日本側におっかぶせようとしただけではなく、著作権侵害の罪まで犯してますのでまずはフジテレビに訴えてもらいましょうか。証拠物件として中国側にあのドラマを見せると、今度はテレビでもパクリそうな気がしますが…。

 ところでフジテレビといえば「平成教育委員会」を見てますが、そもそもギャラを貰って出演している芸能人にわざわざ美味いもの食わせるという企画はもういいです。これも中国がパクると「正解しない奴には毒ギョーザを食わせる」とかいう企画になったりして。

 それにしても、例の毒ギョーザ事件の被害者の方々はどんな気持ちで今回のニュースを見てるのでしょう。幸い命に別状はなかったからいいようなものの、一時迷宮入りかとまで思わせて結局ここまでこじらせてしまったのは日本政府とか外務省の対応にも問題あったのでしょうが。