マンガとかアニメとかの性描写を規制をするという条例が問題になってます。私の頭が悪いのか大手メディアの方々がちゃんと報じてくれないせいなのか、どこが問題なのかが全然わかりません。世間一般ではどうとらえられているのでしょう?
今日の夕方のNHKラジオでもこの問題を解説してましたが、出演してた大学教授は「基本的に規制は賛成なんですが、今回は基準が曖昧すぎて反対。下手うったなという感覚。」と言ってました。要するに「過激な性描写」というのがどういうものが該当するかというのが曖昧なんですと。
賛成派と反対派の意見があると思うのですが、どこがどう問題なのかというのがニュースを見ててもわからないですね。規制という点でいうと、違法行為を描いてるのがやばくなったりすると、「あしたのジョー」なんて初期は少年院の話だし、「巨人の星」はDVバリバリだし、「男一匹ガキ大将」なんて番長たちの話ですしカツあげなんて当たり前だろうし、過去の名作と言われるものも規制対象になるのかもしれません。
そういう問題ではないというならそうとハッキリ言って欲しいですね。私の場合は中学生の頃から周囲で「俺の空」とか「ダミーオスカー」とか流行ってましたけど、あれを読んで性犯罪が増えたかどうかを検証してみればよろしいと。ま、あれを読んでて健全に育ったと言えるかどうか検証するのが必要かとも思いますが。
ただ、エロ雑誌はエロらしく、ヤングジャンプとかはそれらしく、とは思いますけどね。一時期喫茶店でヤンジャンを読んでるとウエイトレスが近くを通りかかったとき思わず本を閉じたくなるような感じもあったので。エロをみたけりゃそれなりの苦労とリスクを背負わなければならないということを覚えるのも教育だと思うので、私はある程度の規制は賛成なのですが、今回の条例はさっぱりわかりませぬ。どうなんでしょう。
それにしても、イチモツで障子を破るような小説を書いてらっしゃった知事には「どの口で言う!」と言ってあげたいですが。