CSのTBSチャンネルにて1980年の堺正章版の「天皇の料理番」が放送されるそうです。そりゃリメイクがあんだけ受けたんだから、初出のドラマも出さなきゃウソですよね。この作品は鎌田敏夫脚本だそうですが、テレビドラマで音声がステレオというのはこれが初めてだったかも…。
実はリメイク版はフランス修行の後半から急速につまらなくなったという印象ですので、「もっとじっくりやればいいのに」とか思ってました。今回が全12話ですが、1980年版は19話ですと。1.5倍くらいなので、結構細かい人間関係も描写されるのではないかと期待できます。出演者は<堺正章、檀ふみ、近藤正臣、財津一郎、鹿賀丈史、山口いづみ、平幹二朗、柳生博、明石家さんま、田中裕子、志賀勝、穂積隆信、服部まこ、野村昭子、目黒祐樹、セーラ、山田パンダ、ほか。【語り】渥美清>だとか。結構そそられる名前が多いです。
なお、1980年というと家庭用ビデオがぼちぼち普及し始めた頃でもありますので、当時録画して今も保存版にしてるという人がいるかもしれませんね。ちなみにキャンディーズが解散したのは1978年4月4日ですが、当時のソニーのベータマックスの広告では「ベータマックスならキャンディーズにさよならと言わせません」というのがありました。要するにファイナルカーニバルの録画があれば寂しくないということですが、1978年には普通に家庭用ビデオ(これはβですが…)があったということですね。
で、同じく1978年頃だと思いますが、有吉ジュンさんが出たテレビCMで「テレビ映りのいい顔はベターマスクっていうんですって。ソニーのビデオはベータマックスです!」というのがありました。ということで、私の認識では家庭用ビデオデッキは1978年頃から少しずつ普及し始めたという感じなのですが、まぁ今の若い人は知りはれへんやろなぁ…。