実写ドラマになったのは知ってたのですが「誰が見るんじゃ?」と思ってスルーしてたら、なんか結構な評判になってるので見てみました。感想としてなんともいえない気持ち悪さの中に面白さもないことはないので、インパクトは相当あります。
知らない人のために説明すると、元々の原作の設定のまま実写化したわけではなく、
あれから16年経って主人公のひろしも30歳になったという話です。一番の話題はピョン吉の声を満島ひかりが担当していることでしょう。言われなければ誰かわからないくらいの熱演なので、彼女才能ありますね。
私はというと子供の頃は少年ジャンプばっかり読んでたので、原作は最初読み切りで掲載されてその後連載になったあたりをワクワクしながら読んでました。が、ギャグ漫画としては大笑いするというよりはクスリあるいはニンマリする感じでしたね。とはいえ、あの少年ジャンプで6年も連載してたということはファンが多かったのでしょう。アニメ化もされたくらいですし。
作者の人はこれ以降ヒット作が出せず苦労したようですが、今回のドラマ化でまた版権料が入るでしょうからそれはそれで喜ぶべきことです。ああいう作品を書く人は愛すべき人のような気がしますので。
とにかくこういうドラマをああいう設定であのキャストでやろうと考え、実際に作ってしまった人はたいしたものだと思うのですが、個人的には単発ドラマでいいかなぁと。あとは、ひろしの母親役の薬師丸ひろ子がピョン吉シャツを来た場面で、ピョン吉がグイグイ動き出すと薬師丸ひろ子の胸がブンブン動いたような気がして、それはそれで楽しめました。ドラマを毎週見てる人はそこが楽しみなのでしょうね。(なのか?)