伊藤蘭さんのコンサートに行ってきました。会場はサンプラザ中野だか、中野サンプラザだかそういうところです。
昨年のコンサートは渋谷公会堂の2階席でしたが、今回は1階席。とはいえ、後ろから4列目。オペラグラスは必須でした。が、場所はPAブースの真横だったので、もしかすると音のバランスは一番良いところだったかもしれません。
昨年は初のナマ蘭だったので、どちらかというとイベント気分だったのですが、今年は見た感じもう立派なソロ歌手ですね。声の張りが凄く良かったように思います。バンドの音が凄くでかい上に、歌も相当ちゃんと聞こえたというのは、やはり1階席の恩恵でしょうか。
今回は、なにしろ先月発売した「Beside you」というアルバムが素晴らしくて、そこが楽しみでした。キャンディーズの曲ももちろん楽しみですが、アルバムだけメインにして貰ってもいい感じで。
キャンディーズの曲としては、昨年聞けなかった「夏が来た!」「アンドゥトロワ」「悲しきためいき」などが聞けて感激。
ニューアルバムの曲では、「shalala ♪ Happy Birthday」「愛して恋してManhattan」がきっと盛り上がるはずと思ってたら、コーラスのお二人の振り付けもバッチリで、私としては今回のハイライトでもありました。また、昨年発売したシングル曲「恋するリボルバー」は、すっかりコンサートの盛り上げとして定着した感があります。
蘭さんはいっぱいお話してくれましたが、「皆さんが盛り上がってくれてる気持ちが伝わってきて、無茶苦茶楽しいです。」と言ってたのはこちらも嬉しかったです。あとは「また必ず近いうちにお会いしましょう。」とも言ってたので、ディナーショー以外にもまたやってくれると信じてます。
今回は勇気を出して初めてのペンライト体験をしたのですが、あれは今の環境では結構いいですね。というのも、今は声援を送れないので、本来は曲の合間に「ランちゃ~ん!」と声をかけるようなところで一斉にペンライトが揺れたり、何よりも「哀愁のシンフォニー」でテープが飛ぶ場面をペンライトの明かりで疑似体験ができるというのもいいです。私はキャンディーズの曲のコーナーになってから、ちょこっとだけ使いました。前の方の席の人の使い方を参考にして。
なお、開演前に席に着いたときにステージの様子を見て既視感があると思ったら、グレープのライブ「三年坂」が中野サンプラザだったので、ジャケット裏の写真で幕の感じを覚えてたのですね。
ちなみに、ステージの最後で蘭さんがメンバー紹介をして最後の挨拶をした時にはBGMとして「Please come again」が流れたのですが、蘭さんのボーカルの音源でした。あれは昨年のコンサートのライブ音源なのか、あるいはこのために録音したのでしょうか。
昨年は「危ない土曜日」を歌ってくれた途端に涙腺が崩壊したのですが、今回はほとんど泣かなかった自分を褒めたいと思います。とにかくいいステージを見せて貰いました。蘭さん、ありがとうございます。