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クラリネットの値段はというと

2022年10月28日 | ギターと楽器のこと

 

 作家の筒井康隆先生は若い頃からジャズが好きで、特にクラリネットが欲しかったけど買えなかったので、そのままずっと「高くてとても手が出せるようなものじゃない」と思い込んでたそうです。が、小説が売れて稼ぐようになって値段を見たら「あれ、これなら買えるんじゃない?」と。

 それでめでたく入手して演奏もしてる映像を見たことがあったのですが、あれは「すばらしき仲間」かなんかだったでしょうか。私はクラリネットっていくらくらいするか考えた事もなかったですが、今はヤマハの入門用だと9万円台ですね。まあ普通の人でも好きなら買えるでしょう。

 そういうことはよくあって、私の場合はギターがそう。ギブソン、フェンダー、マーチンあたりは中学生の頃に雑誌の広告で見て、とても素人が買えるものではないという意識がありました。が、一般男性とはいえ会社員だし一定の収入はあるし、これまでローンで車も買ってるわけで、さすがに車よりは安いので決して買えないものではありません。

 それはそうとして、本日の画像はヤマハのSA-700というギター。1979年製ですが、入手したのは10年ほど前。高校に合格したときのお祝いに買って貰ったアリアのレスポールが最初のエレキギターだったのですが、その時楽器屋で隣にあったのがこれ。

 当時はセミアコというとプロが使うというイメージがあって、おまけに凄く高級そうでボディもでかかったので圧倒された記憶があります。SA-700というくらいなので、これは当時定価7万円でしたが、あとで聞いたらラリー・カールトンが来日した時ステージで使ったこともあるモデルなんですと。(まあその辺は来日時の多少のサービスもあったでしょうが。)

 そういうある意味憧れのギターだったわけですが、まあ大人になれば「買えるじゃん?」と。ただ、30年以上前の中古を買ったわけで、もちろん定価よりは安かったわけです。(せこい…)

 そうやって、固定観念で「高いから買えない」とか思ってるものはないでしょうか。色々考えてみると楽しいかもしれません。案外、500円玉貯金を1年頑張れば買えるようなものも多いかも。それにしてもギブソンもフェンダーもマーチンもいまだに買ったことないです。一般男性ですが小市民なので。笑いたければ笑うがいいさ。わっはっは。


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