何か足りないときに、手近なもので代用して乗り切るのが大人の知恵とか魅力と考えます。が、この連休で実家に行った折、刺身を食べようとしてわさびが無いことに気づき、今回はギブアップしてしまいました。(別に食べなかったわけではなく、しょうゆだけでたべたのですが。)
スーパーでは貰ってこなかったので、冷蔵庫にあるチューブのわさびを使おうとしたら、あったのはしょうがとおろしニンニクのみ。愕然としてしまい、「その辺にわさび生えてないかなあ」とかも考えました。もちろん、そんなもんはあるわけありません。
ちなみに、今回買ってきた刺身はフクラギで、これはブリの幼魚ですから関西でいえばハマチにあたるとか。北陸地方では刺身としては最もポピュラーな種類です。
実は金沢の寿司屋などでは、ブリを食べるのにわさびではなく大量の大根おろしを添えるという方法もあります。当然それも頭をよぎったのですが、残念ながら大根もストックがなくお手上げでした。
ちなみに、実家で料理をしようとして調味料や香辛料がないということはしばしば。今では大体確認してから買い物に行きますが、肉と野菜だけ買って来たら、台所に食塩、しょうゆ、鶏がらスープ、ごま油、マヨネーズ、酢、ポン酢、料理酒、みりん、砂糖、バター、コショウなど、その辺が軒並み無く愕然としたこともあります。
まあ父が他界し一人暮らしになってしばらくは特に家事に対する意欲が無くなってたのでその辺の事情は理解しますが、あの頃母はどうやって料理をしてたのでしょう??? クミンシードとかガラムマサラがないとかいうのはこちらも騒ぎませんが。
ということで、わさびの代用になるもののご意見を募集します。今回わさびがなかったことを母にぼやいたところ「そんなもん、スーパーで貰ってくればよかったのに。」でした。違うんだなあ。
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