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NHK BSで平日の朝に放送していた「オードリー」が先週末で終了しました。これは元々が2000年度後期の朝ドラで、これの前が田畑智子主演の「私の青空」、次が「ちゅらさん」でした。
舞台は京都の太秦でヒロインは岡本綾。ただし、子役と少女時代にはそれぞれ役者がいたので岡本綾が出てくるまでには結構かかりました。脚本はかの大石静先生。
何回か話題にしましたし、途中結構ブーブー言いながら結局最後まで見ましたが、感想としては「あかんやろ。」の一言。
その要因は色々ですが、登場人物がみんな怒ってるかイライラしてるかウジウジしてるのが不快で、誰にも感情移入できなかったというのは珍しいドラマかもしれません。また、ヒロインの周りでは色々起こるのですが、本人が成長していくとか何か成し遂げたとかいうのは本当に終盤になってからなので、そこも見ごたえがいまいち。そして「なんで長嶋一茂が?」というのがあって、ボソボソしゃべってるときはセリフが全然聞き取れなかったり。
まあ細かい事をいうと百個くらい不快なところがありますが、一番の問題は脚本でしょうね。大石静作品だからといって全部面白いとは限らないというか、あの人の評価がこれでガクッと下がりました。
ダメだと思いながら見てたのがあってかえって記憶に残るドラマかもしれませんが、放送当時不人気だったのはよくわかります。次の「ちゅらさん」はウケましたし、朝ドラ自体が不調な時代だったわけでもないですし。
さて、気持ちを切り替えて今週からは「カーネーション」。こちらは元々好きなドラマですので楽しみです。続けて見たいので、1週間分録画してまとめて見ようかなあ。
「あっ!」と叫んで「足をくじいた!」と嘘をつく。皮肉にも彼の演技の未熟さが生かされた場面でした。
それと脚本で僕が気に入らなかったのは幹幸太郎先生の財布から10万円がなくなった話。もみじ姉さん(三田篤子)が疑われる。でも全ては猿芝居。僕が割と好きなもみじ姉さんにあんな芝居をさせて欲しくなかったです!
で、もみじ姉さんの場面は私はなんとも思わなかったです。というのも、本当に誰にも感情移入できず、ひいきの役も役者さんもいなかったので。まあ、いろんな見方がありますね。