今日のひとネタ

日常ふと浮かんだことを思いのままに。更新は基本的に毎日。笑っていただければ幸いです。

島田も揺れる

2005年03月09日 | 日記・雑記・ただの戯言
 1塁ランナーの執拗なリードでピッチャーの島田を揺さぶっております、という話ではありません。もちろん元ネタは芸者ワルツですが、今日は島田という知り合いの話。学生時代の友人ですが、彼はレスリング部に所属してました。今でいうと、平井堅とか俳優の照英に似たタイプで、結構かっこよかったかもしれません。

 そいつは、試合の前になるとものすごい減量をして、目は落ち窪むは頬はこけるはで、その時は道ですれ違っても誰だか分からないことがありました。「それだけ減量がきついのなら階級上げればいいのに」というのは素人の考えだそうで、ああいうスポーツだとベストな階級があるようです。

 で、そいつが証明写真を撮ったのが丁度減量中。おまけに黒のフード付きトレーナーを着てたのでファッションも不気味。ただでさえそういう写真だったのが、その写真を貼り付けた紙をコピーしたら、コントラストの関係でそれはそれは凄い顔になりました。それがゼミの名簿だったため、そいつのゼミでのあだ名は「死神」となりましたとさ。

 また、同じゼミのMという奴がある日捨て猫を拾ったのですが、ガリガリに痩せて死にそうだった姿を見て、その猫に「シマダ」という名前を付けたんですと。その後、拾われた猫は暖かい部屋でミルクと食事を与えてたら、無事にスクスク大きくなったそうですのでご心配なく。死神の島田は今何をしてるかは知りません。


 共同通信でこういうニュースがありました。この問題の朝日新聞のスタンスは知りませんが、「ここはあなたたちの物です」と言いに行ったら追っ払われたとか?


五・七・五・七・七は?

2005年03月08日 | 日記・雑記・ただの戯言
 大学に入った年のこと。学園祭のステージでクイズ大会をやってました。出題者、回答者ともに学生。回答者側は3チームの対抗戦だったと思います。第一問の「五・七・五は俳句。では、五・七・五・七・七は?」について、3チームとも頭を抱えて悩む姿を見て「え?」と思ったのですが、次の瞬間ついに1チームの若者が立ち上がり「ハイッ!」「答えをどうぞ」「小唄!」ですと。

 それを見て私が「えらいとこに入っちゃったなぁ」と嘆いたのは言うまでもありません。次の問題は「新婚初夜に旦那さんが寝るのはどっち側?」。最初のチームは「ハイッ!え~と…右?」「ブー」 次のチームが「ハイッ!上!」「ピンポ~ン」…という具合でした。

 「ますますえらいとこに入っちゃったなぁ」と思ったのは言うまでもありません。なんでこんな話を思い出したかというと、夕べのコメントで「小唄」という言葉を見たので。しかし、一瞬「お座敷小唄」が歌えなくなっていた自分に愕然。もちろん、あの曲がヒットしていた頃にリアルタイムで聞いていたわけではありません。

 昨日は三拍子の話を書きましたが、三拍子の曲で困るのは手拍子がしにくいこと。自民党の武部さんが幹事長になった時に支持者を前にして「星影のワルツ」の替え歌(「仕方がないんだ国のため」とかいうセンスのない奴)を歌ってました。歌ってる方はいいかもしれませんが、聞いてる方は手拍子がやりづらくて大変そうでした。そういえば、竹下元首相が「北帰行」を歌ってるのを聞いたことがありますが、あれも三拍子ですね。いえ、だからどうだというわけでは…。


 ますます注目のOKWebですが、人気が出てきたためか最近繋がりにくいことも多いです。で、今日は「浜田麻理さんは結婚してるんですか?」という質問を発見。別に誰と結婚しようが私は構いませんが、これって正解ですか? う~む。


三拍子の男

2005年03月07日 | 日記・雑記・ただの戯言
 いわゆる「飲む、打つ、買う」とか「投げてよし、打ってよし、守ってよし」だったり「歌って、踊って、お芝居もできる」という事を要求されるので、男っちゅうのは大変ですね、という話ではありません。

 昨日「唐獅子牡丹」が歌えないようになったと書きましたが、真剣に考えたらちゃんと思い出しました。なぜ一瞬歌えなくなったかというと「“唐獅子牡丹”と“人生劇場”は非常によく似ている」という事によります。ウソだと思うなら試してみるがよろしい。

 自分で唐獅子牡丹を歌いながら、隣で誰かに人生劇場を歌ってもらえば、綺麗なハーモニーになるはずです。ポールマッカートニーがこれに影響されて「I've gotta feeling」を作ったというのも有名な話です。(信用するな!) いずれにしても、オレンジレンジのロコローションとシャンプーのトラブルがなんとなく似ている、なんていうレベルの話ではありません。

 さて、この唐獅子牡丹も人生劇場もリズムは三拍子であり、もう一つ付け加えると鶴田浩二の「傷だらけの人生」もそうです。あるいは村田英雄の「王将」もそうですよね。それを考えると「男の世界は三拍子である」というのが今日の結論です。

 作曲家でも三拍子をうまく使ってる人はおりまして、有名なところでは吉田拓郎がそう。ざっと挙げただけでも、シンシア、ビートルズが教えてくれた、外は白い雪の夜、ともだちんこ、などいろいろ。他にも何曲かあると思いますが、これまで作曲した曲の中で三拍子の占める割合は高い方ではないでしょうか? ま、吉田拓郎も大変男臭い人でありますので、「男は三拍子」という私の理論に合致してます。

 ただし、最初に書いたような三拍子を実践するのは、日常生活を送る上ではちときついかと。それら以外に“男”として重要視されるポイントはというと、唐獅子牡丹に学ぶとなると「義理と人情」という事になりますが、それでは一つ足りないのでもう一点追加すると「義理と人情とお中元」というセントルイスのギャグに行き着きます。男の世界も大変ですね。

 なお、私は「八分の六拍子」というリズムを見ると「約分くらいしろ!」と思うタイプですので、上記で三拍子として挙げた曲のなかには八分の六拍子の曲も入ってるかもしれません。男だから細かいこと気にしてないの。

 そういえば「ヒポクラテスたち」という映画では「目指すは投げて打って走れる医者や!」というセリフがあり、感動した記憶があります。まぁいろいろ書きましたが「伊藤咲子の乙女のワルツについて解説して下さい」という要望にはお答えできません。あしからず。


怒鳴ってスッキリ

2005年03月06日 | 日記・雑記・ただの戯言
 夕べの「ごくせん」を見ていたら、生徒の親役の内藤剛志と息子が怒鳴りあう場面がありました。「おめー何考えてんだ。バカヤロー!」「なんだとぉ? もういっぺん言ってみやがれ!」とかいう具合で、品が無いことはなはだしいのですが「あ、なんか気持ち良さそう」と羨ましく思いました。

 考えてみれば、日常生活でMAXパワーで怒鳴るという機会は滅多にありませんものね。たまにあるとすると、運転中に交差点で強引に右折してくる対向車とか、赤信号になっても突っ込んでくる直進車に「なんじゃ、おらぁ~!」と怒鳴るくらい。しかも怒鳴るのは一言であり、車内で怒鳴っているため相手には聞こえないというあたりで、さらにストレスが溜まります。

 高校生の時に、体育祭の準備中「お互いの緊張感を高めるため、会話はすべて怒った口調にしよう」と決めたことがありました。我々は応援団に入ってなかったので、ハッキリ言って雑用係。ディスプレイ用の大きいベニア板に絵を描く担当だったので、地味な作業の気分転換の意味合いがありました。が、別の班の女子が様子を見に来て相当違和感を持ったらしく「なんでみんな怒りながらしゃべってるの?」と聞くので、「作業を真剣にやるためじゃ。なんか文句あるんか?うらぁ!」と答えたら、「そんなん見とったらこっちまで腹立ってくるがいね!」と強烈な方言でエキサイトして真剣に喧嘩になりかけた事がありました。

 ということで、怒鳴ってスッキリするという事はあるかもしれませんが、人間関係が殺伐としてきますのでご注意を。ちなみに、私はいまも声が出ませんので怒鳴れません。無茶なボイトレで喉を傷めたのかと思ってたら、どうやら風邪の様子。おまけに、昨日は仕事の付き合いで朝4時まで飲んでたので体調ボロボロ。体が重くて仕方ありません。

 なお、「ごくせん」の話でいうと番組内での仲間由紀恵の着メロは北島三郎の「兄弟仁義」です。うちの子供は「何の曲か、ずっと疑問に思ってた」という事でした。今の若い人は知りはれへんやろなぁ…。

 なお、任侠物の歌謡曲というと「網走番外地」(“ばんがいち”というのは、MS-IMEでは変換されません。なぜだ?)、「唐獅子牡丹」、「人生劇場」などしか浮かんできませんが、いつの間にか「唐獅子牡丹」がサビしか歌えなくなってる自分に愕然。なんか知らんけど、実家にはシングル盤があって子供の頃にはちょくちょく聞いてたのですが。


 前田日明プレゼンツの格闘技イベント「HERO’S」ですが、昨日TBSで告知の番組をやってました。たしかに現在のK-1では、魔裟斗とか武田とか小比類巻の出てるあたりが面白いので、日本人が活躍しようとすると中量級でしょう。

 そこに、須藤元気、宇野薫、山本KID、秋山勲成、宮田和幸などの選手が集まってくるとなると注目されること必至。無理にボブ・サップの試合なんて組まなくてもいいように思いますけど。なお、これを中継するTBSは井上和香を起用するんですと。ん~前田日明の変わらぬ芸風に拍手。


 最近話題のOKWebですが、こういう質問がありました。真剣に疑問に思ってるのやらどうやら。「そうですね。私もそう聞きました。間違いない。」とかいう返答があったらどうするつもりなのやら? 芸能関係のデマというのは、こういうのが発端になるのだろうと思った一例でした。


突っ込みどころ満載か?

2005年03月05日 | 日記・雑記・ただの戯言
 ドラマなんてそもそも空想の物語ですから、いちいち突っ込むのは大人げないとは思います。それも「ごくせん」だったり「H2」だったり、そもそも漫画が原作の作品はありえない話ばかり。突っ込むポイントを考えるだけ時間のムダです。

 ということで、今回は「優しい時間」に突っ込んでみましょう。今週の分を見ててどうも違和感があったのですが、まずはお客さんが入ってくるときの様子。私が青森にいた頃は、ズボラでナマケモノの上司に「ひとんちに入ったり車に乗っけてもらう時には、最低上着の雪と靴の雪を落としてからにしないと友達なくすぞ」と言われたもんです。

 が、あのドラマを見てると「カラコロン」と入り口のカウベルが鳴って、吹雪の中を歩いてきた人がそのままズカズカ入ってきてカウンターのところで雪だらけの上着脱ぐんですものね。普通の家じゃなくてお店だから構わんとか、青森と富良野は違うとかいう事があるのかもしれませんが(あるのか?)、ああいうエチケットをわきまえない態度は子供の教育上よろしくないので困ります。

 また、今回は店が停電になるという設定でしたが、寺尾聡が電話してたのはすべて親子電話の子機。停電の時でも普通は電話が使えますが(機種にもよる?)、親機の電源が入らないときに子機が使えるとは考えづらいです。おまけに、停電なのにいちいち子機を充電器に戻すのも理にかないません。

 というような細かいことを考えてるとドラマもつまんないですか? あんな喫茶店で人を何人も雇って採算合うんか、なんてこたぁいいませんが。所詮ドラマですから。

 ちなみに、我が家では「H2」をHDDに録画して、「優しい時間」をVHSに録画してます。こういう時間帯があると地上波ダブルチューナーを備えた機種というのも魅力です。ソニーのスゴ録は値段が安くていいのですが、私の持ってる機種はHDD→DVDのダビング中(あるいはその逆)は録画も再生もできないし、モードを変えてダビングすると倍速にならないし、結構突っ込みどころはあります。これからHDD&DVDレコーダーの購入を考えてる人はその辺注意してみましょう。賢い消費者になりましょうね。ファイト!オー!(って、最後は人格変わってるぞ、おひ)


悲しきためいき

2005年03月04日 | 日記・雑記・ただの戯言
 青森に住んでた頃の話。同じく青森市内住んでた上司がいたのですが、この人は例えていうならナマケモノをズボラで煮しめたようなタイプ。(中島らも先生ごめんなさい) 雪の朝は、駐車場から道路まで車が出られるように除雪をせねばならないのですが、いつも奥さんの仕事だったんですと。

 ある日、その奥さんが一人でスコップを持って雪かきをしていると、向かいの家から新婚さんが出てきたとか。それも、お揃いのジャンパーを着て。二人でスコップを持って雪かきを始めたかと思いきや、車の周りの雪をどけたら「君は車の中で待ってなさい」と言って車のエンジンをかけて奥さんを助手席に乗せ、旦那だけがそのまま作業を続けたんですって。

 それを見た上司の奥さんは「はぁ…」とため息をつき、「どーして私だけこーなんでしょう!」と嘆いたとか。ま、なんと言ってもズボラなナマケモノですから。残念!


 雪の日のローカルニュースというと定番があります。もちろん通勤・通学風景ですが、寒くてもスカートの短い女子高生に照準が定められると。で、10年ほど前の岩手県のローカルニュースですが、視聴者の期待を一手に背負った事を知ってか知らずか、ある女子高生が滑ったんですと。しかし、あくまでも“一瞬滑った”というだけで何も怒らなかったそうです。ワハハ。スケベ。


 夕べのひとネタはblogを始めて以来、多分過去最高のアクセスでした。とりあえずアタック25をネタにした日が最高のままでなくてよかったよかった。みんなシカゴの長い夜が好きなんですね。なんにしても、読んでくれる人が多いと書く方も張り合いがありますので、「今日のは面白い」と思った日は是非お友達にも宣伝してあげて下さい。つまらん!と思った日は思いっきりこき下ろしてもらっても構いません。私は誰の挑戦でも受けます。


長い夜

2005年03月03日 | 日記・雑記・ただの戯言
 夕べ寝たのが12時過ぎ。今朝は会議だったので早く出ようと思い6時に目覚ましをセット。多分寝ついた途端に目覚ましがなるという状況を想像してたのですが、夜中に目覚めたらまだ真っ暗。もう一回寝てまた目覚めたらまだ真っ暗。妻がトイレに起きたのですが、そのまま寝たのでまだ6時までには間がある様子。

 さすがにもうひと寝入りしたら目覚ましがなりました。なんかやたらと夜が長かったのですが、頭の中でシカゴの「長い夜」がリフレインしてたのは言うまでもありません。なお、夜が長かったとはいえ「ぐっすり寝た」という感覚はありませんで、憂鬱な会議が待ち構えてたため、まったくもってBad Morningでした。

 ところで、私がシカゴの「長い夜」を初めて聞いたのは小学生の頃。テレビの新番組の宣伝でした。なんの番組だったかというと、これが「帰ってきたウルトラマン」。MRO(北陸放送)でしたが、ネット元から何週間が遅れての放送開始でして、怪獣が3匹並んだ静止画像にシカゴの「長い夜」のイントロが流れ、局の女子アナがナレーションをかぶせるというもの。(ナレーションが「あっ!怪獣よ!」とかいう間の延びた感じだったのがちょっと…)

 ただし、そのときは「なんか怪獣が出てくるイメージにピッタリの曲」と思っただけで、曲名も演奏しているグループも知りませんでした。中学でブラスバンドにいたいとこが、「あれは外国のなんたらいうグループの“長い夜”っちゅう曲じゃ」と教えてくれたので、一応曲名だけは記憶してましたが、ちゃんと聞いたのは高校生になってから。「あ、この曲はウルトラマン!」と思ったのですが、まさかあの曲に歌詞があるとは、と驚いたもんです。ということで、ウルトラマンの番宣にあの曲を使ったMROのセンスに感謝。


 夕べは「酒の上での失敗」というテーマで書いたら、某オリンピック選手がキッチリ応えてくれました。ニュースがどこまで真実かはわかりませんが、本人も重々反省してると思うので、あんまり追っかけ回すのは可愛そうな気がします。(また酒飲みに甘い態度か?) ま、途中で止められたら暴れだすのも無理は無いでしょう。(と、さらに弁護)  それにしても、淫乱になる&暴れる&物を壊す、という酔っ払いのフルコースですので非常に正直なタイプという気がしますが、冷静になってから考えたら耐えられないでしょうね。穴があったら入りたいとは、まさにこういう時の状況でしょう。人気者は大変です。なんにしても、彼女とは是非お友達になりたい!…けど、殴られるのはコアイにゃあ。(←弱気なスケベ)

 ところで昨日は「リバースしたことがない」なんていうコメントが付きましたが、リバースするということは自分の体の中で時間を逆流させるという事です。ということは、若返りの秘訣はそこにあります。さぁみんなでリバースしよう!(アホか?)


酒飲んだからって

2005年03月02日 | 日記・雑記・ただの戯言
 昨日アルコール依存症をテーマにしたドラマをやってたそうです。妻が録画したのですが、まだ見てません。今日は結構話題になってましたね。で、私自身について酒の上での大失敗ってなんかあったかなぁと考えたのですが、まったくと言っていいほどないですね。

 一緒に酒飲んだ事のある人はおわかりでしょうが、酒品ということにかけてはハイパパの前にハイパパなしと言われるくらいで、たいへん上品な飲み方です。というのも、体質的に大して飲めないもんで、飲んでるうちに暴れて物を壊したり、酔って暴言を吐いて喧嘩したり、酒の勢いで好きでもない女の子と深い関係になってしまったり、知らないうちに隣で飲んでたおぢさんに抱かれたり、とまぁそういう事になる前で具合悪くなって倒れてしまうのですね。

 なのでいわゆる大失敗というのはありません。(多分) が、人に迷惑をかけた事は山ほどあります。よくある話でしょうが、飲み会のあと新幹線で移動してたら具合悪くなって、口元を押さえたまま座席を立ってトイレに走ったのですが飲みすぎで勢いが凄く、手の脇からピュ~っと水芸のように飛び出す何かを見て通路に立ってた客は「ウワッ」と飛びのき、心配して追いかけてきた会社の後輩は床に飛び散った何かを踏んで滑ったり、それはそれは顰蹙でした。

 そういう苦い経験を教訓に、最近ではできるだけ人に迷惑かけないような飲み方してますので、上記のような事態は年に数回しかありません。ま、そういう人間ですので、基本的に誰の挑戦でも受けると公言してますが、あまり飲み会の誘いはありません。ちなみに、仕事先での飲み会では二次会になるとウイスキー飲んでるふりしてウーロン茶の水割りを自分で作って飲んでるので、後半はほとんどしらふです。ヤな奴ですね。


 先日図書館からボイストレーニングに関する本を借りてきました。早速トレーニング法を実践しようと思い、昨日車の中でやってみたら今日は声が枯れました。会う人ごとに「風邪ですか?」と聞かれるのですが、「いや、なんか乾燥したとこで朝から一生懸命しゃべったら喉にきたみたい」という事にしてました。すんません、真相は車の中で無茶やったせいです。しかし、これは声を鍛えてるのか潰してるのか? 元々声は小さいんですよね。「声以外に大きいところはあるのか?」という質問にはお答えできません。フンだ。


ラップはカポエラだ!

2005年03月01日 | 日記・雑記・ただの戯言
 カポエラという格闘技をご存知でしょうか? カポエイラとも言われます。一部では「ブラジルの呪われた格闘技」と言われますが、簡単にいうと「逆立ちして足蹴りだけで戦う」という特異なものです。

 なぜこれが呪われてるかというと、要するに黒人奴隷が手錠をかけられていたとしても、支配者に対して実力行使に出る手段として足だけで戦うようにしたということからだそうです。しかも、その技の練習中には奴隷同士で周りを取り囲んで音楽を奏で、すきまからちらっと見ると、あたかも踊りを楽しんでるように見えたと。そこまでして鍛えた技だから「呪われた」と言われるわけです。

 実は今日のTBSラジオストリームの「コラムの花道」を聞いてたら、「ラップというのは、音楽だけども結局は反体制のメッセージであり、国家権力だったり警察権力だったり、あるいは白人に対して反抗するものである」という話をしてました。それで、「にゃるほど。ラップもカポエラも、結局は音楽を楽しんでる風を装った反体制活動であったのか」と悟った次第です。

 それを考えると、日本人のやるラップは正しくはラップではないわけで、ジャパニーズラップというと一番近いのが河内音頭あたりになるのかな? あるいは講談なんかで、歴代天皇の名前をバァ~っと早口で並べていう件がありますが、あんな感じですね。ただ、日本語のラップというと「ご機嫌いかが 1・2・3」くらいしか浮かびませんが。

 なお、今日の「コラムの花道」は、アカデミー賞の司会をやったというコメディアンの話が主ですが、結構過激な話が聞けて面白いです。あそこのWEB RADIOは毎日更新されてしまうので、聞くなら今のうちにどうぞ。

 またカポエラについては、中島らも著「超老伝-カポエラをする人」を読むとよくわかります。この本によると、「空手バカ一代の大山倍達と骨法の堀辺、それらに二度挑戦して二度破れた」格闘技だそうです。ちなみに、空手バカ一代での敗戦は「カポエラは、逆立ちして戦うため長時間の戦いでは頭に血がのぼってしまいバテる」事が原因でした。もぉ~梶原一騎ったらおちゃめなんだからぁ。

 ついでに中島らもの話をすると、小説では「ガダラの豚」がNO.1で、次に来るのがこの「超老伝」だと思っとります。氏のエッセンスは、これを読むとすべて含まれてると思うのですが。どんなもんでしょう?