“ブラディ・ドール”シリーズ第4弾
間に何冊か入れて週末読書
この季節に近づく秋の終わり冬のはじまり。
「芋煮会来ませんか?」結構しつこいぐらい誘われていたけど、それはうれしいことで^^
でも楽しめるそういう雰囲気でもなく終日お留守番・・
海に行きたい欲求も封印
かすんだ富士山の陰影を眺め、調布の花火大会を眺め、心の安定を保つ。
そういう時もある。
静かに静かに。
さて新たに登場したのは初老の画家
そしてジャガー!
どれだけの外車が出てくるのか・・(笑)
ホテルもヨットハーバーもカフェも出来、順風満帆!
旧ヨットハーバーのおじさん(おやじと言うべき?)いい味出してる。
主要人物はみんな無事なままEND///
藤木がまだ生きている。
そこがどきどき
そういつか殺される・・はぁ
その衝撃がいつかくる。
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「彼女のためにやることじゃない。俺たちの心の中にある墓に、花を供えるようなもんです。言い方は気障かもしれないが」
「なるほどね」
「人間が生きるというのは、複雑なことだ」
「複雑さをつきつめれば、単純になるとも言えますよ」
「君と、言葉の論理で争う気はない。私は、いまの感じというやつだけで生きてきたからね」
「じゃ、単純だったでしょう」
「いまは、複雑だと思ってる」
葉巻の香りが、躰を包み込んできた。
アッパーブリッジ
「とんでもない。ただ、手を汚すのは私たちの仕事です。特に私の。先生の手は、汚れてしまうほどきれいですが、私の手は汚れようがありません」
「汚れきっていて?」
「そう」
「汚れていないと思っていて、ほんとうは芯まで汚れきっている。そういう人間が多いものだがね」
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生き残るのは誰か
“ブラディ・ドール”シリーズ第3弾
今回は間に数冊入り、並行読書で勢いストップ///
海辺の街が鮮やかになってくる。
駿河湾に伊豆半島
発展してゆく街
http://www.kadokawaharuki.co.jp/bloodydoll/list/知る人ぞ知る
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「私は、この世にいること自体が、余計なことでしてね」
「まあ、そうだな」
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途中藤木の言葉にしびれ悶えてしまった。
これは読んだ人にしか分からない!
にやにやが止まらない。
味がある。迷わず藤木だね。
今のところコレ一番!
何より平和なのがよい(内容的に平和ではないが・・;)
この時代の文庫本を読む楽しみとして、巻末ページの宣伝
今じゃ色々な作家さんがいるけど、あの時代は・・
森村誠一、和久峻三、胡桃沢耕史・・ふむふむ、西村京太郎、松本清張、赤川次郎と続く。
もぅ絶版している本もありそう~
カルボナーラに粉チーズ+ 新橋のパスタ屋さんまだあるのかな・・恋しい。
この本を再読する時はウイスキーだね。
身体を温めてくれる。
“ブラディ・ドール”シリーズ第2弾
読み出したら止まらない。
移動の合間 海辺の街へ飛ぶ。
http://www.kadokawaharuki.co.jp/bloodydoll/list/知る人ぞ知る
目線が変わって語るはムショ出の流れ者の若造(若者と言うより若造)
その視線から双方(川中さんと藤木)がとても魅力的に映る。
前回ばんばん人が死んでいったから、
藤木さん死なないで!どきどき祈りつつ・・
最後の最後「まさか!」そう簡単に死んでくれるな!
腹を刺され生きたまま終了
何とか次作までつないでくれた・・ホッ
全く何の心配?(笑)
それぐらいこの物語には必要な魅せられる人物
ふらっと何も考えず入っちゃいけないお店はある。
それがココ・・
松坂牛のお店なのに松坂牛に手が出なかったという。
だって何でもない日にそこまで使わせられない・・
冷や汗かいちゃった。
ご近所だからと甘く見るな?
http://www.matsusakaushi-yoshida.jp/
写真の席でほぼ貸し切り おなかいっぱいよ・・
ハードボイルド!
先日、部長から数冊渡された見た目からして「昭和!」な本
タバコのヤニなのか、古本も古本でセロテープ修正まで有・・・(笑)
そもそもサシ飲みの際「小説読みますか?」って聞いたのがきっかけ。
広がる読書つながり♪
ハードボイルドのイメージは渋い殺し屋
あと春樹の『世界の終りとハードボイルドワンダーランド』
そもそもハードボイルドってなんぞや?
ハードボイルド(英語:hardboiled)
文芸用語としては、暴力的・反道徳的な内容を、批判を加えず、客観的で簡潔な描写で記述する手法・文体をいう。アーネスト・ヘミングウェイの作風などが一例である。ミステリの分野のうち、従来あった思索型の探偵に対して、行動的でハードボイルドな性格の探偵を登場させ、そういった探偵役の行動を描くことを主眼とした作風を表す用語として定着した。
とのこと。
そもそもヘミングウェイ(思い浮かぶのは『老人と海』?)読んだことなし。
部長「スーパーハードボイルドです^^」
いやしびれました。
今までにない世界観が一気に駆け抜けていった(最近そういうの多い)
あっと言う間に完読
ただ一つ 高評価とならなかったのは、人が死に過ぎる!!
ばんばん死んでゆく。
現実なら気が滅入るは・・
神崎さんまで死んじゃったら続編どうなの?(そっちの心配)
ブラディ・ドールシリーズ
お次は『碑銘』
昨夜久々のコレド室町で映画
相方待ちで地下のパスタ屋さんにてコレを読んでいたんだけど、
ちょうどばんばん人が殺されてゆくところで、現実とのあまりにの乖離に独りウケる。
平日夜の日本橋ってことで、会社帰りの大人達がよい雰囲気を醸し出している。
街灯効果がそれに+して思うに銀座なんかよりも高級感がある。
場所柄や雰囲気で都会の洗練さと余裕が滲み出ている人達に囲まれてスゴク落ち着けた。
過去三越前が乗換駅だった頃を想い出した。
念願の八海山BARでかるく飲んだ。
http://www.sennen-koujiya.jp/shop/hakkaisan-sennenkoujiya
大人な街だ・・