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📚読書備忘録📚
(自己評価★★★★★)+泣ける物語
たまに山ブログ
         

N

2014-03-01 | 梨木香歩


梨木香歩
『渡りの足跡』★★★

以前『家守綺譚』をお友達に渡されて読んだ時に、
なんて綺麗な文章なんだろう丁寧な言葉なんだろうと。
静謐な深淵
でもその時点でまだ到達出来ない何かがあってそれっきりに。
そして出逢った『エストニア紀行』(まだ途中。。)
梨木さんを読むには静かで集中出来る空間と時間がほしい。
一瞬にしてその時間のその場所へ。
暖かな光

私にもそんな時間が必要



オオワシ
オジロワシ
ワタリガラス
カワラヒワ
ウソ
ヤマゲラ
ヒヨドリ
ドバト
オオヒシクイ
アカモズ
クビワキンクロ
トガリネズミ
ハチクマ
カルガモ
カンムリカイツブリ
ミコアイサ
ホオジロガモ
ヤマガラ
シメ
マヒワ
ウミガラス
エトピリカ
ツノメドリ
ヒメウ
ウミバト
チシマウガラス
ハヤブサ



生物は帰りたい場所へ渡る。自分に適した場所。自分を迎えてくれる場所。自分が根を下ろせるかもしれない場所。本来自分が属しているはずの場所。還っていける場所。
たとえそこが、今生では行ったはずのない場所であっても。



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K

2014-03-01 | エッセイ、旅行記


川上未映子
『魔法飛行』★★

久々に風邪をひき、真夜中に目が覚めての何となく手にした。
何も考えず読み飛ばす読み飛ばす。
飛行しているようかのように活字が飛ばされてゆく。
意味はない。
ただ勢いよく追う。



悲しみというのは何度出会っても遠慮がないと思うのだ。

毎日、ほとんど毎日届けられる郵便物の向こうに、切手を貼り、そしてその目的を知っている人がかならずひとりはいることを、えんえん封を開けながらぼんやりそんなことを考える、

人間関係のゆるやかな消滅の予感が無駄に心地よく、これって時期的なものなのかな、それとも当然のことなのかなあ。

『十七歳のカルテ』



読み切れず電車の移動中にも読む。
活字が茶色に見えてドキッ!
疲れ目 この瞼の痙攣は重症みたい。
それとも大江戸線の蛍光灯のせい?
陽の光りの元 確認したら茶色だった ホッ



しかし町田康とつながりがあるのには驚き(笑)
またお次も川上未映子

今夜はシチューが食べたいな。



週末はじっくり梨木さんを読むんだ☆

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