山と渓谷社・編
『日本人とエベレスト
植村直己から栗城史多まで』
新刊本
2022年3月1日 初版第一刷発行
この数週間、合間読書していたエベレスト本🏔
まさしくアルピニスト憧れの山 世界最高峰のエベレスト
読んでいて将来エベレストに登ってみたいかと自問しても「NO」だけど(^▽^;)
ボンベを担いでまでの登山
そこを無酸素登頂する人が出て来て・・どうなっているの!?
レベルが違い過ぎて、(しかし現在、誰でも登れると言われるまでになってしまったけど)
魅せられるまでは行きついていない。
今後も色々なエベレスト関連書籍を読んでゆきたい。
そう現実離れはしているわけで、興味はつきない。
--------(抜粋)
日本人による登頂50周年の歴史を俯瞰したノンフィクション
世界最高峰であるがゆえの「宿命」と「呪縛」から逃れられないエベレストの実態とは――。
日本人のエベレスト登山50年を、初登頂や女性初登頂、各ルートからの登頂、大量遭難、清掃登山、
公募隊、最年少・最高齢登頂記録など、テーマに沿って解説する。
日本人のエベレストをひとつの軸にして、50年の登山史を振り返る。
■内容
1章 日本人初登頂(1970年)
2章 女性初登頂(1975年)
3章 加藤保男の3シーズン登頂と死(1982年)
4章 無酸素初登頂(1983年)
5章 交差縦走(1988年)
6章 バリエーションからの登頂(1993年)
7章 公募隊の大量遭難(1996年)
8章 清掃登山(1999年~)
9章 最年少登頂と最高齢登頂(1999年~)
10章 日本人の公募隊(2004年~)
11章 「栗城劇場」の結末(2018年)
終章 今後のエベレスト登山
世界最高峰であるがゆえの「宿命」と「呪縛」から逃れられないエベレストの実態とは――。
本書は、それぞれのエベレストにまつわる出来事を年代ごとに、そして登山のテーマごとに五十年の歴史を俯瞰したものである。前述したように日本人初登頂、女性初登頂、三季初登頂、無酸素初登頂、バリエーション・ルートからの初登頂と、これだけ「初」がつく山はないと思う。その根底に流れているのはパイオニアワークであり、アルピニズムの思潮であったと思う。未知への憧憬、高さへの憧れ、そして困難さへの超克、そのどれもがパイオニアワークであり、アルピニズムへの志向であった。そしてその表象が、エベレストであったのかもしれない。
エベレストが唯一の「世界最高峰」であり、その頂に一度は立ってみたいという登山者のあくなき憧憬があるかぎり、その「宿命」や「呪縛」から逃れることはできないのであろうか――。日本人のエベレスト登頂五十年の歴史から、私達は初期における挑戦する精神の大切さと多様性の重要性を、絶えず問いかけられているような気がしてならない。(エベレストの五十年――あとがきにかえて より)
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植村直己、植村さんの書籍は読んでいるから分かるけど、
この初めて聞いた栗城史多・・世間の酷評が伝わってきて、一体どんな人なんだろう?
ただ経験値からして、上滑りしてしまった人なのかな。
エベレストに登頂した人と挑戦したけど登頂出来なかった人との格差
運命をも左右するエベレスト「呪縛」