大江健三郎
『不満足』
前回の読書会で再読するかもしれないと言った『不満足』
--------(抜粋)
P149
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―—鳥(バート)、おれは怖かったんだよ!
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菊比古が何に怖がっていたのか、怖かったのかが気になる・・
前後を読み直してもはっきり分からず。
再読するかもしれない。
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『大江健三郎全小説3』完読 - ◆BookBookBook◆
たくさんの物語があり再読する機会は稀だけど、今回再度直近で読んでみて、
気づかなかった点や引っかかりについて着目することにより、主人公達の動向を自然と意識
ただ納得するかと言えばあまりはっきりとはしていない(笑)
集中力はもとよりこの難解さをどう読み解くか。
確かに少しずつ慣れてきたとは言え、毎度苦笑させられるある意味おもしろい作品群です。
この全小説3には「大江健三郎年譜」が付いていて、少しずつ読み進めている。
作成はもちろん納得の尾崎真理子さんです。
現在1990年(平成2年) 大江健三郎55歳まで。
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1994年度のノーベル文学賞を大江健三郎に授賞すると発表
授賞理由は「詩的な想像力によって、現実と神話が密接に凝縮された想像世界を作り出し、
読者の心に揺さぶりをかけるように現代人の苦境を浮き彫りにしている」
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それと巻末
「政治少年死す」若き大江健三郎の「厳粛な綱渡り」ある文学的時代精神の“考古学”
日地谷=キルシュネライト・イルメラ
(この方はドイツ人日本文学研究者)
こちらもまだ未読
中々読書に集中出来ない日々。。
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