小泉喜美子
『弁護側の証人』★★
まず筆者がどういう方なのか紹介欄を読むと、
「1934年生まれ」この作品は1978年刊行・・結構古い
で、最後に「1985年に事故死」と結ばれている。
(後に知ったのは新宿の飲み屋の階段から転落死)
作家の道尾秀介さんにとっての「隠れ家」とも言える作品
でもわたしこの方の作品も読んだことがない。。
綺麗な文体で綴るサスペンス
どうしても主人公が売れっ子ストリッパーと思えなく、違和感
偏見なのかイメージなのか。
色々な場面で昭和が浮き彫りになっている。
特に登場人物の名前が渋い!
漣子(なみこ)とふりがななしでは読めなかった。
こういった隠れたよき作品に出逢えてよかった。
さて明日は悪天候とのことで、おこもり長編読書ですな。
会社帰りにケーキを買って帰ろう。
最後の一個偶然GET!
人とのつながり。大阪のコの気遣いが胸に染みる。