宇江佐真理
『卵のふわふわ
八丁堀喰い物草紙・江戸前でもなし』★★★
お江戸物語と言えば宇江佐さん
こちらも中々見つからなかった本
同上交換読書にて。
卵のふわふわなんて題名からして気になっていた。
イメージはメレンゲ
あとはふわとろオムライス
(まぁこの時代ならでわ)
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のぶちゃん、何かうまいもん作っておくれよ―。 夫との心のすれ違いに悩むのぶをいつも扶けてくれるのは、 喰い道楽で心優しい舅、忠右衛門だった。はかない「淡雪豆腐」、 蓋を開けりゃ、埒もないことの方が多い「黄身返し卵」。 忠右衛門の「喰い物覚え帖」は、江戸を彩る食べ物と、 温かい人の心を映し出す。
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この舅の忠右衛門のほんわかさが心温まる物語
女性目線のお江戸物語はやはり心情溢るる内容
男性からみたら感情的過ぎるとの声も・・
忠右衛門は一風変わっていて「常識」から外れている( まるでうちの相方のよう)
どうも憎めない人
何だか自然とため息
男女は分かり合えないからおもしろい(と思うしかなし)
物語半ばで得意の検索をしたものだからネタバレに出逢ってしまい ・・
まったく懲りないわたし。
最後はそうきたかと。
宇江佐さんの未読本はまだまだある。
お次は何かしら?
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卵のふわふわ
初作家さん祭り→有栖川有栖へ。
ミカさんありがとう!