J.D.サリンジャー
訳 村上春樹
『フラニーとズーイ』★★
Franny
Zooey
長期戦だった
かならず眠くなった うとうと
http://www.shinchosha.co.jp/fz/fz_murakami.html
かたつぶりそろそろ登れ富士の山
―― 一茶
「しかし急いでとりかかった方がいいぜ。砂時計の砂は、君が向きを変えるごとにどんどんこぼれ落ちていく。嘘じゃない。このろくでもない現象界で、もし君がくしゃみをする時間でも見つけられたら、それはまさに幸運というものだ」
「以前の僕はそのことで気をもんだものだ。でも今ではそれほど気をもんだりはしない。少なくとも僕はまだヨリックの頭蓋骨に夢中になっている。少なくとも僕にはいつだって、ヨリックの頭蓋骨を持ちたいものだ。僕はヨリックくんみたいな麗しい頭蓋骨を渇望している。そして君だって僕と同じ気持ちのはずだ、フラニー・グラス。きっとそうだ。そうに決まっている。……ああ、まったく、なんでこんな話をしているんだろう?君は僕と寸分変わらないろくでもないフリークっぽい教育を受けている。もし君が今でもまだ、自分が死んだときにどんな頭蓋骨を持ちたいかわかってないとしたら、そしてそれを手に入れるためにどんなことをしなくてはならないかわかってないとしたら――つまり俳優である限り君は演技することを要求されているんだという事実すら、君がいまだにわかっていないのだとしたら、こんなことを話しまくって、いったい
何の意味があるっていうんだ?」
この3日は何?どうなっちゃってるの?
「ワトソン …… その男と寝ることだ」
観察眼とリスク
また再起動で消滅 イラッ
どうすればよいわけ?