芦原すなお
『月夜の晩に火事がいて』★★★★
続々交換読書
表紙を見てお江戸物語かと思ったけど、内容は現代
火事がいる!?→「火事になって」との意
主人公の方言がなんか聞きなれた感
この作家さんは香川県出身
讃岐弁(らしい)がまた何とも言えない癒し~
汚い方言で育ったわたしにとっては、こういう柔らか方言がうらやましく。
そこに味を添えているのがイミコさん!
彼女の会話は必読です(笑)
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わらべ歌の歌詞どおりに、木兵衛屋敷が火事になり、屋敷の当主は顔を潰され死んでいた!
被害者の許には事前に事件を予告するかの如く、この唄の歌詞が届けられていた。
捜査に当たるのは、東京に出て私立探偵事務所を開いているぼく、山浦歩
旧友からの依頼を受けて久し振りの故郷、善音寺に帰ってきたぼくを待ち受けていたように事件が相次いで起こり、
おかげでぼくはすっかり容疑者扱いだ。
『ミミズクとオリーブ』『嫁洗い池』の主婦探偵シリーズでお馴染みの著者、初の本格長編推理
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創元社文庫っていうのがよいよね。
豪雨の爪痕。。
このご時世みんなストレスを抱えてる。
そこに色々な思いが重なり、お互い抑えきれない主張をぶつけ合う。
「オンナってこわい;」
相手の立場に立って考えよう
そんな余裕もないなんてね。
カッとしたらまず深呼吸
そういうわたしはどうかな?